肩を怪我する原因は?怪我を防ぐために鍛えるべき筋肉と整え方

 肩を怪我する原因は?怪我を防ぐために鍛えるべき筋肉と整え方
photo by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)
広告

キーマッスルを鍛えていく3ステップを紹介!

回旋筋腱板には、「外回し(外旋)筋」と「内回し(内旋)筋」があります。STEP1は外旋、STEP2は内旋、STEP3は内旋と外旋の両方を強化するエクササイズです。内旋と外旋で、やりにくさを感じたほうは、数多く練習しましょう。

「ゴムカーサナ」の場合

上から腕を回している肩は外旋、下から回している肩は内旋。回旋筋腱板がバランスよく働いていれば、左右の手を無理なく背中で組むことができる。

0-1
ゴムカーサナ/Nobuhiro Miyoshi(RELATION)
0-2
ゴムカーサナ/Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

 

STEP1:ガルーダーサナで外旋筋を鍛える

両肩の外旋を意識して腕を交差させる。余裕があれば肘を顔の高さまで上げてみよう。外旋筋がさらに強化できる。

1
ガルーダーサナ/Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

 

STEP2:パールシュヴォッターナーサナで内旋筋を鍛える

両肩の内旋を意識して、背中で合掌。肩のねじりが足りないときは無理をせず、手をげんこつにするか、肘を持とう。

2
パールシュヴォッターナーサナ/Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

 

STEP3:バラドヴァジャーサナで外旋筋と内旋筋を鍛える

左肩は外旋筋、右肩は内旋筋のエクササイズ。左の肩甲骨を前に、右の肩甲骨を後ろに出す意識でねじるとより行いやすい。

3
バラドヴァジャーサナ/Nobuhiro Miyoshi(RELATION)

教えてくれたのは…中村尚人先生
理学療法士、ヨガインストラクター。UTLにて長年ヨガの解剖学の講師を担当。医療とボディーワークの融合、予防医学の確立を目指し活動中。「TAKT EIGHT」主宰。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2

Photos by Nobuhiro Miyoshi(RELATION)
Illustration by Misako Nakagawa
Text by Yasuko Ito
yoga Journal日本版Vol.56掲載



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

key
0-1
0-2
1
2
3