「でも…」に要注意!ネガティブコミュニケーションに陥りやすい心理学的【ゲーム】とは?

 「でも…」に要注意!ネガティブコミュニケーションに陥りやすい心理学的【ゲーム】とは?
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南 舞
南 舞
2019-04-02
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なぜゲームを仕掛けてくるの?

せっかく相談されて親身に答えようとしても無力感に襲われる。相談を受けた方にとってはたまったものではないけれど、実は相談した側も無意識に行っていることが多いのです。ゲームを仕掛けてしまうのは、幼少期、自分と近しい関係の大人(例えば親など)に、自分の行動や言動を受け入れてもらえない、あるいは無視されるなど、ネガティブな対応をされた経験と関係していると言われます。

そういった経験がある人は、ネガティブな言動や周囲を困らせるような行動を取ることによって、自分を見てもらおうという認知が潜んでいると言われます。また、ゲームの裏には、怒りや抑うつ感、劣等感などのネガティブな感情が背景にあり、無意識に、「相手にこれらの感情を感じさせてやろう!」という心の動きが働いていることが多いのです。もしあなたが特定の人と会うと後味悪い思いをしているのであれば、それは相手との間で【ゲーム】が行われているのかもしれません。

ゲームに乗らないためにはどうする?

できることなら、お互いに後味悪い思いはしたくないですよね。厄介な【ゲーム】の関係を断ち切るために、以下のような方法を提案します。

①    コミュニケーションの形を変える

もし向こうが一見アドバイスを求めてくるような話し方をしてきても、アドバイスをせずに、相手の話に耳を傾けることです。相手の本当の目的は、アドバイスをもらうことではなく、「ただ聞いて受け止めてほしい」ということも多いのです。

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