生理痛のトラブルを緩和する呼吸法や過ごし方とは?【女性のためのヨガ知識】

 生理痛のトラブルを緩和する呼吸法や過ごし方とは?【女性のためのヨガ知識】
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仁平美香
仁平美香
2019-03-14
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月経中にヨガを行っていいの?

月経中は生理痛がある方はもちろん、そうでない方も普段よりも体力はもちろん、ストレスに対する抵抗力も下がり気力も低下します。できるだけ自分にやさしくゆっくり過ごすようにしましょう。経血が多い日については自分を労わる日と決めて、練習はお休みし、できるだけゆったり過ごすのがベスト。月経中に無理をすると、貧血になってしまったり、次の月経が重くなってしまうことも。免疫力も下がっている時期なので風邪をひきやすくなったり、いつまでも疲れが抜けないという症状もあらわれてきます。

月経痛は血流の悪さからくる場合も多いので、月経中については疲れない程度に腰周りを中心に身体をゆるめてあげましょう。例えば、膝を立てた仰向けの状態で腰をマットにこすりつけるように左右にゆれたり、膝を手でもって円を描くようにまわして股関節まわりをゆるめる、足首を回すなど簡単なワークやセルフマッサージなどをしてあたたかくして過ごしましょう。

経血が少なくなってきた月経の終盤は軽い練習を少しずつはじめてよいと思いますが、腰を高くあげる逆転するポーズや強いねじりを行うポーズなどは経血が減ってきても月経中はお休みしましょう。月経期間以外の時期にしっかり運動したり、身体作りをしておき、月経がスタートしたらいつもより自分にやさしく、女性に与えられた休息期間を楽しんでください。

教えてくれたのは…仁平美香さん
月経血コントロールヨガ、産後ママのためのメンテナンスヨガ、体軸ヨガ講師養成スクールティーチャー、セラピスト、栄養士。一般社団法人日本ホリスティックヘルスケア協会理事。女性のためのヨガ協会代表。女性のためのイベントYOGAWOMANにて講師を担当する他、企画運営にも携わる。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等著書多数。雑誌・WEB等コラム監修も行う。

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