人間関係のストレスから解放される瞑想法は?【ニャンティの突撃インタビュー!♯吉田昌生先生】
ニャンティ:他にも心が落ち着く瞑想法があれば教えてください!
吉田先生:考えすぎて不安になる場合は、「今ここ」の感覚に集中するのも、心を安定させる効果があります。例えば、「歩く瞑想」で呼吸や足の裏を意識すると、グルグル考えすぎることが減ります。やり方を紹介しますね。この瞑想は、座る瞑想が苦手な方にもおすすめです。
1、足の裏に全ての注意を向ける
2、片足がゆっくりと地面から離れ、地面に触れるときの足の動きと感覚を意識する
3、もう一方の足を一歩前に出したら、その動きと地面に触れる瞬間の感覚を意識する
このように、ゆっくり歩くことで生じる、足の感覚をよりはっきり自覚していきます。言葉で実況中継するのも、雑念を静めるのに有効です。右足の裏の実感を感じたら「右」、左足の裏の実感を感じたら「左」と心に留めながら歩きます。その際、かけ声にならないように、しっかりと足の裏や、体全体が動く感覚を受け取ってから言葉で確認するようにします。
ニャンティ:わ〜それならなんだか今日からすぐ実行に移せそうだニャ!
吉田先生:ぜひやってみて下さい!気持ちが沈みがちの人は、朝少し早起きして散歩しながら行うのがおすすめです。朝日を浴びながら、20~30分ほど散歩すると、脳内で、幸せホルモン(セロトニン)が分泌され、心身が安定しますよ。どこかに向かう場合も、目的地のことは一旦忘れ、焦らず、丁寧に、一歩一歩を大切に味わって歩きましょう。相手を思いやる慈悲の瞑想と合わせてやって、自分に合うほうを選んでください。
ニャンティ:はい!ぜひやってみます!
ニャンティ:吉田先生ありがとうございました!次回は「怒りのコントロールをマインドルフネスで解消?」だニャ!吉田先生またよろしくおねがいします!
吉田先生:ニャンティもぜひ実践してみてくださいね
ニャンティ:はい! ありがとうございました!
教えてくれたのは...吉田昌生先生
ヨガ・瞑想講師、YOGABEING真鶴代表。すべての姿勢、動作、呼吸を瞑想として捉えた「マインドフルネス」をベースにしたヨガクラスを指導。著書に『100%集中できてストレスをためない脳の鍛え方』(WAVE出版)他。
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