つまり感のある股関節と硬いもも裏が〈むくみ&冷え〉のもとに?両方をまとめてケアするストレッチ

 つまり感のある股関節と硬いもも裏が〈むくみ&冷え〉のもとに?両方をまとめてケアするストレッチ
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寒い季節で下半身の冷えやむくみが気になっている方、股関節やもも裏の筋肉の硬さも気になりませんか?硬さを感じやすいこれらの部位をストレッチして、血液やリンパの流れを改善していきましょう。

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股関節やもも裏と、冷えむくみの関係

足のむくみ
イラストAC

股関節は体の中心に位置し、日常の動作や姿勢に大きな影響を与えます。硬くなると骨盤周りや、もも裏などの下半身の筋肉が十分に動かなくなり、その結果、筋肉や関節に負担がかかります。この状態が続くと、血液やリンパの流れが滞り、老廃物や毒素が溜まりやすくなり、むくみや冷え、疲労感を引き起こすことがあります。また、筋肉や関節への負担が増すことで姿勢が崩れ、肩こりや腰痛の原因にもなります。

股関節ともも裏の柔軟性は互いに影響し合っているため、一方をほぐすことで、もう一方の動きもスムーズになります。その結果、血行やリンパの流れが促進され、冷えやむくみの改善が期待できます。

こんな人は股関節ともも裏が硬くなりやすい

股関節ともも裏は、次のような生活習慣や体の使い方で硬くなりやすいです。

・運動不足や座りっぱなし、立ちっぱなし→股関節やもも裏を大きく動かす機会が少ない

・歩幅が小さい歩き方をしている→股関節の可動域が狭くなる

・ハイヒールや厚底の靴をよく履く→もも裏の筋肉が過度に緊張する

・脚を組むクセがある→股関節の可動域に偏りが生じる

股関節&もも裏の柔軟性をまとめて改善するストレッチ

今回ご紹介するストレッチでは、股関節を開く動きに加えて、もも裏(ハムストリングス)や骨盤周りの筋肉も一緒にほぐしていきます。これにより、血流やリンパの流れが改善され、老廃物の排出がスムーズに行われるようになります。下半身の冷えやむくみを解消したい方には効果的です。

<やり方>

もも裏ストレッチ
Photo by Kayoko Yoshida

1)四つ這いの姿勢から左足を両手の間に踏み出す。右のつま先を立てる。

もも裏ストレッチ
Photo by Kayoko Yoshida

2)お尻を後ろに引きながら左脚を伸ばしていき、つま先を上の方に向ける。脚を完全に伸ばしきれなくても良いので、膝裏、もも裏が気持ちよく伸びるところを選ぶ。背中が丸くならないように気をつけて、数回呼吸を繰り返してキープする。

3)終わったら四つ這いに戻り、反対の脚でも同じように行う。

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もも裏ストレッチ
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