〈1日の終わりの疲れ解消〉何もしないと硬くなる、もも裏&腰のカチコチ感を解消するタオルストレッチ

 〈1日の終わりの疲れ解消〉何もしないと硬くなる、もも裏&腰のカチコチ感を解消するタオルストレッチ
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一日の終わりにもも裏や腰に疲れを感じることはありませんか?今回は疲労が溜まりやすいもも裏や股関節、腰の硬さや緊張を和らげるタオルを使ったストレッチをご紹介します。硬さを解消し血行を良くすることで疲労回復や不調の予防に役立ちますよ。

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もも裏や股関節、腰が硬くなる理由

一日の終わりにもも裏や腰が疲れている、硬くなっていると感じることはありませんか?その原因を見てみると、

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もも裏:座りっぱなしや立ちっぱなしの姿勢が続くともも裏の筋肉は縮まり、硬くなりやすくなります。特に長時間の座り仕事ではもも裏が縮んだ状態が長く続くため、血行が悪化し疲労が溜まりやすくなります。

股関節:股関節は日常の動作で多く使われるため、運動をしてもしなくても疲れやすい部位です。座り時間が長いと股関節周辺の筋肉が硬くなって動きが制限され、立ちっぱなしや歩きすぎでは過度に負担がかかることがあります。

:腰は体の中心部で、姿勢を維持したり身体のバランスを取るために常に負荷がかかっています。デスクワークや立ち仕事で姿勢が悪くなると腰にさらに負担がかかり、疲労が溜まりやすくなります。

こうした疲労や硬さを一日の終わりに解消することで、安眠を促したり体調不良を予防する効果があります。しかし、体の硬さが気になる人にとっては、これらの部位のストレッチが難しいこともあります。そこで今回は、タオルやクッションを使って負荷を軽減し、少しずつ柔軟性を取り戻せるストレッチをご紹介します。

体が硬い人にもおすすめ!硬さを解消するタオルストレッチ

今回ご紹介するタオルストレッチは

● 足にタオルをかけるので、上半身を深く倒さなくても太ももの裏を十分に伸ばすことができます
● クッションを使うことで股関節を無理なく開きながら、内ももを一緒にストレッチすることができます
● やさしく前屈することで腰や背中の筋肉がゆるめ、1日の疲れを取り除くことができます

太ももの裏の硬さは腰の重だるさや痛みの原因にもなるので、柔軟性を保つことが大切です。また、股関節周りが柔らかくなることで、全身の血流が良くなり、リラックス効果も高まります。

<やり方>

タオルストレッチ
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1)脚を伸ばして座り、右の膝を外側に曲げて、太ももと膝をクッションに乗せてサポートする。股関節の開きがつらい時はクッションを複数使うなどして高さをつける

タオルストレッチ
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2)タオルを左足の裏にかけて両手でつかみ、上半身を無理なくできるところまで倒す。左のつま先を真上に向け続けることで、もも裏が伸ませます。この時、肩に力が入ってすくまないように気をつけましょう

3)反対側も同じように行う

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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タオルストレッチ
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