ストレスや緊張状態で肩甲骨はガチガチになっている→痛みやだるさを解消!肩甲骨ほぐしストレッチ

 ストレスや緊張状態で肩甲骨はガチガチになっている→痛みやだるさを解消!肩甲骨ほぐしストレッチ
photo by photoAC
高木沙織
高木沙織
2025-02-14

ストレスや緊張状態が続くと体の背面の筋肉が凝りやすくなると言われています。特に、肩甲骨周辺には精神的な疲れからくる筋肉の凝りの他にも、姿勢のクセからくる凝りも加わるため、痛みやダルさ、不快な症状を感じることも少なくないのでは? そこで今回は、肩甲骨周辺の筋肉をほぐすストレッチをご紹介。体が柔らかくなくてもOK、連続して行えるストレッチなのでぜひやってみてくださいね。

広告

肩甲骨ほぐしストレッチがいい理由

私たちの生活とは切っても切れない関係にある日々のストレス。人間は緊張状態が長く続くと交感神経が優位になり、筋肉の緊張、血行不良が起こりやすくなるため、精神的な負担や緊張が体の凝りの原因になることがあります。

そしてそれが顕著に現われるパーツが首や肩、背中。特に肩甲骨周辺の筋肉にいたっては精神的なストレスの影響を強く受けやすいと言われています。

またストレスや緊張を感じている場面を思い出すと、無意識のうちに首・肩・背中の筋肉が力んでしまっていることもありますよね。さらに、一日の中でも長い時間を費やすパソコンやスマートフォンの操作では、首・腕を大きく動かさずに済んでしまうため、肩甲骨周辺の筋肉が十分に使われずに硬くなってしまうことも考えられます。

このような理由から、肩甲骨周辺の筋肉というのは非常に凝りやすいと言えます。ストレスや緊張を感じた日や姿勢の悪さに心当たりがある日は、肩甲骨周辺のストレッチをしてツラい凝りをほぐしてあげましょう。

体が硬くてもできる!肩甲骨ほぐしストレッチ

今回は柔軟性に自信がない人もできるやり方をご紹介します。とても簡単なので、日頃疲れを感じた時にササッとやってみてください。

<やり方>

背面のストレッチ
Photo by Saori Takagi

1)正座の姿勢で座り、足は重ねず、つま先を揃えてかかとは自然に開く。両手を体の前についたら、頭頂~お尻まで斜め一直線にする

背面のストレッチ
Photo by Saori Takagi

2)息を吐きながら上体を前に倒して額を床につける。首の後ろが詰まらないようにあごを軽く引き、膝を外側に開いてお腹を楽にしたら、両腕を体側に下ろして5~10回呼吸を繰り返す

この時、重心は後ろ寄りに預け、広がった肩甲骨と肩甲骨の間や背中に呼吸をたっぷり送るイメージで呼吸を繰り返しましょう

背面のストレッチ
Photo by Saori Takagi

3)腰の上で手の指を組む

背面のストレッチ
Photo by Saori Takagi

4)息を吸いながら、こぶしを真上に引き上げて5~10回呼吸を繰り返す

この時、左右の肩甲骨を中央にギュッと寄せ、その間に紙を1枚挟んで落とさないようなイメージで行うのがポイントです

背面のストレッチ
Photo by Saori Takagi

5)4)の姿勢が余裕な人は、こぶしを右~左に倒して角度を変えながらさらにストレッチをする。左右各5呼吸

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

背面のストレッチ
背面のストレッチ
背面のストレッチ
背面のストレッチ
背面のストレッチ