「たくさん寝ても取れない疲れが取れない…」【全身の疲労をリリース】極上の睡眠ストレッチ


40代になり、今までより疲れやすくなった、寝ても疲れが取れないと感じることはありませんか?働き盛りである40代は、身体的にも精神的にも、より疲労感を感じやすくなるといわれています。今回は、その原因や対策についてお話します。
疲れやすくなる原因
1.運動不足
運動不足は、新陳代謝や筋肉量の低下を招き、それによって冷えやむくみ、だるさに繋がり、慢性的な疲れの原因となります。
運動はストレス発散にも効果的ですが、その機会が失われると気持ちが落ち込みがちになり、疲れやすいと感じることにつながります。また、デスクワークなどで同じ姿勢が続く方も注意が必要です。
筋肉量は20代をピークに年々減少していき、少なくなると歩行や立ち座りなど1つの動作に多くのエネルギーを要することとなります。また、動くためだけでなく、心臓や肺などの臓器や器官を作用させるためにも、筋肉は重要な役割を果たしています。そのため筋肉量が低下すると、血流が悪くなったり、肺活量が低下したりすると言われています。
2.自律神経の乱れやストレス
40代になると仕事や家事や育児など、責任が増えてきます。忙しい日々が積み重なりストレスを招き、ストレスは交感神経と副交感神経のバランスを乱します。睡眠不足が続くと、休息時に働く副交感神経が作用しにくくなり、その結果、疲れが取れにくくなっている可能性があります。
3.ホルモンの減少
女性は40歳を過ぎると、閉経が近づくとともに女性ホルモンであるエストロゲンが減少していきます。これにより、のぼせや顔のほてり、イライラや不安感などが原因で、疲れやすくなる可能性があります。
疲れやすさはこれで撃退!極上の睡眠向上ストレッチ
おすすめは、寝る前のストレッチです。寝る前は、1日のなかでも特に体が落ち着いた状態になるため、ストレッチを行うことでリラックス効果が期待できます。また、日中に凝り固まった筋肉をほぐすことができるため、血行が促進され、冷えやむくみの改善にも効果的です。血行促進効果により、代謝アップが期待でき、痩せやすい体作りにも繋がります。
私たちがぐっすりと眠るためには、深部体温をスムーズに下げることが必要ですが、寝る前のストレッチで筋肉を動かすことでスムーズに深部体温の調整ができるため、睡眠の質を高める効果も期待できます。早速行っていきましょう。
睡眠向上ストレッチのやり方
1.四つん這いからお尻を後ろに引き、おでこを床に下ろす。腰をくつろがせ、1分を目安に深い呼吸を繰り返す。

2.1の姿勢から背中を丸め、四つん這いから体重を前に乗せていく。胸を開いて目線を斜め上へ。また背中を丸めながら1の姿勢に戻る。この動きをゆったり、3回〜5回繰り返す。


3.1の姿勢に戻り、両手を顔の横に運び、お尻を持ち上げる。頭の真ん中が床に来るように。前後左右に軽く揺れ、ツボを刺激する。動きを止め、30秒目安にキープし、1の姿勢に戻り休む。

4.うつ伏せになり、手の平を床に向け両手を横に伸ばす。右手を床につき、右足は後ろ床へ。胸を右側へ開き左の腕の付け根の伸びを感じる。深い呼吸で30秒目安にキープし、反対側も行う。

5.仰向けになり、両手両脚を上に上げて揺する。

6.両膝を胸の前で抱え、目を閉じ1分を目安に休む。

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