肩がこると顔が大きく見える?!小顔への近道!首こり肩こりをやわらげる簡単セルフケア
デスクワークやスマホの操作、日々の家事などで目線を下げる時間は多くなりがち。意識していないと、首が前に出て背中も丸まり姿勢不良の状態で過ごす時間が増えてしまいます。悪い姿勢がつらい肩こりや首こりの原因になるので、こり固まった首周りをほぐし、姿勢を保てる身体へ調えましょう。
首がこる原因は?
首こりとは、肩こりと同じように筋肉がこり固まって痛みが出たり、動かしづらさや重だるさが解消されなかったりする状態のことです。
人間の頭部は約4~6kgと言われていて、前を向いているだけでも首には負担があります。頭を下に傾けた姿勢ではさらに負担が増えると言われていて、例えば、頭を15度前に傾けると、首には約12㎏の力がかかるそうです。
首こりを引き起こす原因には以下のようなことが考えらます。
・スマホやPCを作業する時間が多い
・家事や育児で下を向くことが多い
・首や肩の筋肉が緊張し、血流が滞っている
・運動不足
・姿勢不良(猫背、巻き肩)
・ストレス等で交感神経が高まり、全身の緊張感が強い
首こりをそのままにしておくと、痛み以外にも、頭痛やめまい、吐き気やしびれなど、日常生活に支障が出るような症状が起こる場合もあるので、早めのケアを大切にしましょう。
首こりを軽減!すぐにできる簡単セルフケア
首こりの予防策として、長時間同じ姿勢でいないことやこまめなセルフケアをおすすめします。仕事中やスマホでの作業中に1時間に1回今回ご紹介するストレッチをおこない、首の負担をリセットしましょう。
首周りの血流が滞るとむくみやたるみで顔が大きく見えてしまうことも。セルフケアでこまめにむくみを解消すると、小顔にもなれて一石二鳥です。
①首の後ろ側を伸ばす
両手を頭の後ろで組み、息を吐きながら首を前に傾ける5呼吸ほどキープ。頭の重さで傾けるようなイメージで、背中が丸まらないようにしましょう。
②首の前側を伸ばす
両手を鎖骨の間で重ね、顎を持ち上げるように天井方向を見る。顎と鎖骨の間で重ねた手で引っ張り合うようにし、首を伸ばしたまま5呼吸ほどキープしましょう。
③首筋を伸ばす
1.右手を左肩に乗せ、左手は斜め下方向に伸ばして5呼吸ほどキープ。
2.顎を引き斜めを向き、下の手は斜め後ろに伸ばす。頭~指先までが一直線になるようにし5呼吸ほどキープ。
3.反対側も同様におこないましょう。
動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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