【究極の疲労回復】つい力みがちな人、うまく力が抜けない人に試してほしい「本当のリラックスポーズ」
毎日頑張ることが得意な方、力を抜くことも同じように出来ていますか?力を抜いているようで抜けていなかったり、力の抜き方が分からなかったりする方が多くいらっしゃいます。今日はそんな方に試してもらいたい、ヨガのお休みポーズをご紹介していきます。他の方に合わせなくていい、あなたにあった心地よい選択をしていきましょう。
チャイルドポーズの効果とは
ヨガのポーズではお休みのタイミングで取り入れられることが多いチャイルドポーズ。その効果は、多岐に渡ります。
リラックス効果
動きがあるポーズは、心拍も上がり呼吸も早くなりがち。チャイルドポーズは心身や呼吸を落ち着かせ、ストレスや不安を少なくする効果があります。呼吸が落ち着いてくることを実感出来るので、リラクゼーションを促進します。またリラックス効果が高まることで、消化促進に繋がります。
背中・腰のストレッチ
背骨、特に腰の部分が優しく伸ばされるため、腰痛の改善に繋がることもあります。長時間座っていたり、腰に負担がかかる姿勢が続いている方は、これだけでも心地よさを感じることも。
肩や首の緊張をほぐす
床に、手の平から脚の前面を預けている為、身体の重みと重力を使いながら、力を手放しやすくなります。肩や首周りの筋肉も緩みやすくなり、緊張や凝りをほぐす効果もあります。
股関節の柔軟性向上
股関節引き込み、上半身の重みでほぐしていきます。そのため、股関節の柔軟性を高め、下半身の血流改善にもなります。ポーズとポーズの間に行い、回数を重ねることで、股関節をより奥に引き込みながら、身体を折り曲げられる感覚も増えていきます。
眠る前に、副交感神経を優位にしたい
睡眠時に優位にしたいのは、自律神経のうちの「副交感神経」です。ところが、日中緊張感のある時間が続いている方や、寝る直前までスマートフォンで動画を見ていたりすると、アドレナリンがで続けているので、頭もフル回転!いつでも戦闘モードの準備をしている状態になっている為、夜遅い時間帯になったとしても「交感神経」が優位になっているので、そのままベッドに入って、よし寝よう!としても、自律神経のスイッチの切り替えが上手くいきません。
浅い眠りや悪夢、また金縛りといった、睡眠の質を下げる原因にもなってしまいます。翌朝の寝起きが悪い、睡眠時間は取っているのにまだ寝ていたい、などの症状がある方は要注意。自分で出来るリラックス法を取り入れ、自分の力で「副交感神経」を優位にすることさえ出来れば、深い睡眠を取ることに繋がり、翌朝の目覚めにも大きく変化がみられてきますよ。
自分にあったチャイルドポーズを試してみよう
1、四つん這いの姿勢から、足の甲を寝かせ、お尻をかかとに預けます。
2、お尻が浮いてくる方は、膝と膝の感覚を広げ、上半身を預ける空間を広く取ってみましょう。
3、肩に力が入っている方は、手の平を上に見せて、両腕を外側に回すようにして、耳と肩の距離を広げます。
4、頭が下がって苦しい方は、握りこぶしを重ねておでこを預けてもいいし、手の平を重ねて、おでこやこめかみを預けていきましょう。
5、深い呼吸が出来るところを探して、ポーズを深めていきましょう。
詳しい内容は、こちらの動画からご覧いただけます
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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