「たった1ポーズ!」1回で太もも前側の張りがとれる【ほっそり脚】が目指せるお手軽ストレッチ
ほっそりとした太ももに憧れて、エクササイズやダイエットを頑張るものの、なかなか太もも前側の張りがとれない…と悩んでる人は多いのではないでしょうか。実はその張り、簡単なストレッチで解決できるかもしれません。
太もも前の筋肉について
脚にあるさまざまな筋肉のなかで太ももの前側にあるのが大腿四頭筋です。大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋という4つの筋肉で構成されていて、主に膝の曲げ伸ばし動作に使われ、股関節の動きにも貢献しています。
太もも前側は張りやすい
私たちがただ立っているだけでも大腿四頭筋は緊張しているため、太もも前側には常に負担ががかっていることになります。
特に若い頃からずっとスポーツやトレーニングをしている人は、大腿四頭筋が発達して太もも前が張り出している場合があります。それ以外で、特に運動をしていないのに太ももが大きいという場合は、脚のむくみや骨盤の歪み、普段の姿勢や歩き方の癖といったことが張りにつながります。
張りには筋トレではなくストレッチを
私たちは日常から脚の筋肉をよく使うため、気づかないうちに疲労が蓄積→太もも前の血流が悪くなる→むくんで筋肉が硬くなる→脂肪が蓄積しやすくなるといったことが起きます。これが太もも前側の張りの原因。張りをほぐすにはストレッチを行うのがおすすめです。
たった1回のストレッチでも張りはほぐれる
ひとつのストレッチを丁寧に行うだけでも、太ももの張りはほぐれます。太もも前側がほぐれると、骨盤の歪み調整や姿勢改善にもつながっていきます。運動をよくする人は運動の前後に、運動をしない人はお風呂上りなどに実践することで、下腹部~下半身の疲れや張りが楽になり、見た目にもスッキリしていきます。
簡単前ももほぐしストレッチ
両脚の太ももを同時に伸ばすストレッチを紹介します。ストレッチをする際は、大腿四頭筋のラインをイメージしながら行いましょう。
伸ばし始めは突っ張り感が強く、痛みを感じるかもしれません。基本姿勢に入る時もゆっくりと動いて、ストレッチ体勢を維持している間も気持ちよい伸び具合を感じながら行ってください。
(1) つま先を立てて正座の姿勢を作り、体を後ろに倒して、両手を床の後ろ側に置く。
(2) 体重を両腕に掛けながら、膝と頭を引っ張り合うように上半身を伸ばす(基本姿勢)。
(3) 太もも前の伸び具合に余裕があれば、お尻をかかとから離して骨盤を斜め上に突き出す(チャレンジ)。
注意事項
ストレッチ中は自然に呼吸を続けましょう。両膝が床に当たって痛みを感じる場合、膝の下にたたんだタオルやブランケットを敷いて行ってください。
ストレッチの詳細は以下動画からも確認いただけます
AUTHOR
宇都宮明香
五感を潤すヨガ講師。大学時代に出会ったヨガを通じて「心と体の科学反応」の面白さにハマる。様々な分野の学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。現在は福岡を拠点にインストラクター育成講師として活動しながら、仲間と一緒にヨガスタジオ サントーシャを共同主宰中。 プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫や娘、友人たちのお陰様で好きなものだらけの生活を満喫している。
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