咳やくしゃみでふいにおこる尿もれ→骨盤底筋を鍛えて改善しよう!尿もれ対策タオルエクササイズ
せきやくしゃみをした時にふいに起こる尿もれは、骨盤底筋群の衰えから起こります。衰えの原因を知り、簡単なエクササイズで改善しましょう。
骨盤底筋とは
骨盤底筋はたくさんの筋肉の集まりで、骨盤底筋群と呼ばれています。骨盤の下にハンモック状に付き、内蔵を支えています。また体幹を保つ役割もある為、骨盤を立て正しい姿勢に導きます。
骨盤底筋が衰える原因
加齢と共に筋肉は全体的に衰えていきますが、中でも普段意識して動かすことのない骨盤底筋群は、より衰えやすい筋肉です。
特に子宮を持つ女性は、妊娠すると赤ちゃんの重みが常に掛かり、骨盤底筋が緩みます。また出産時には大きく引き伸ばされ、骨盤底筋が緩んでしまう大きな原因となります。
日常的に重いものを持つかたも骨盤底筋に負担が掛かり、緩みやすくなります。出産で引き伸ばされた骨盤底筋に、赤ちゃんの抱っこなどが続くと、筋肉は元に戻りづらくなってしまいます。
骨盤底筋の衰えから起こる不調
骨盤底筋の衰えによる不調は様々です。
●尿もれ
●ぽっこりお腹
●姿勢不良
●骨盤臓器脱(子宮などが膣から飛び出す)
尿もれや骨盤臓器脱は日常生活に支障をきたし、生活の質を落とす原因ともなります。
これらの不調を改善するには、骨盤底筋を鍛えることが有効ですが、どうすれば鍛えられるのかわからないという方も多いはず。そこで今回は、巻いたタオルを使って骨盤底筋群を鍛えるエクササイズをご紹介します。タオルを落とさないように内ももを寄せ、息を吐きながら骨盤底筋を締めて、少しずつ筋肉を鍛える運動です。寝たままできるので、夜寝る前の習慣にしてみてください。ついでにぽっこりお腹や姿勢も改善しちゃいましょう!
骨盤底筋を鍛えるタオルエクササイズ
1)仰向けになり両膝を立て、巻いたタオルを挟み、手のひらを下向きにしておしりの横におく。
2)息を吸いながらおしりを持ち上げる。胸から膝を一直線にする。
3)息を吐きながらおしりの奥を引き締める、吸いながら緩めるを5呼吸繰り返す。
4)両膝を胸に抱え、腰を緩める。
AUTHOR
mai
『ヨガ×好きなこと=笑って過ごす』をモットーに、誰かの好きなことに目を向けて、ヨガに触れる機会を広めています。ヨガとの出会いは介護福祉士として働き、家事も子育ても手を抜く事が出来ず体調を崩した時期。ヨガを続けることによって心身が安定することを体感し、生きづらさを感じているかたへヨガの魅力を伝えたいという思いで、インストラクターの道へ。ココロとカラダをゆるりとほどく柔らかいヨガで、日常を心地良くするお手伝いをしています。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く