腸腰筋をゆるめて→縮めるだけ!「たった10回」もも前の張り・下半身太りを解消する簡単エクサ
今回は、骨盤の傾きをリセットする、簡単なエクササイズのご紹介です。ターゲットは、骨盤まわりのインナーマッスル、腸腰筋です。腸腰筋をしっかり使えるようになると、骨盤の位置が正しい位置に戻り、猫背や反り腰など、姿勢の改善に繋がります。立ち方や歩き方も整い、パンパンに張った前腿がスッキリするので、下半身痩せを目指す人におすすめですよ!
腸腰筋の役割・鍛えるメリットとは?
腸腰筋は、背骨や骨盤から始まり大腿骨の内側に繋がる筋肉。上半身と下半身をつなぐ抗重力筋のひとつで、大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つの筋肉から構成されています。
体の深層部にあるインナーマッスルで、骨盤を安定させて姿勢を維持する役割があります。日常では、脚を持ち上げる時に使われ、安定した歩行のために欠かせない筋肉と考えられています。弱くなると脚をしっかり上げることができず、つまずきやすくなることも…。
つまり、腸腰筋を鍛えてちゃんと使えるようになるメリットは、骨盤が正しい位置に戻り、姿勢が整うこと。その結果、運動のパフォーマンスが上がります。立つ、歩くなどの日常の動きにおいても、余計な力を使う必要がなくなります。腿の前側に負担がかかりにくくなるため、張りが解消されて下半身痩せに繋がるのです。
骨盤の位置を整えて下半身スッキリ!座ったままできる簡単な腸腰筋エクサ
腸腰筋を鍛えるには、立ったまま行う腿上げ運動が効果的と言われていますが、今回紹介するのは、もっと簡単なエクササイズです。座ったまま行うので、筋力やバランス力に自信がない人にもおすすめです!
やり方
1)両手で太腿の裏を抱え、膝を立てて座る。足は腰幅より少し広めの楽な位置に調節する
2)骨盤をしっかり立てて、背骨を伸ばす。足の付け根~肩~耳が一直線のラインになるように意識する
3)息を吐きながら骨盤を後ろに倒し、背骨を丸める(腸腰筋を緩める)
4)息を吸いながら骨盤を立てて背骨を伸ばし、2の位置に戻る(腸腰筋を縮める)
5)呼吸と共に腸腰筋を緩めて縮める動きを10回繰り返す
ポイント
骨盤を立てる時は、手の力でなく、腸腰筋の力で引き寄せること。キュッと縮まる感覚があればOKです!膝の角度を調節し、無理なくできる範囲でやってみましょう。意識して腸腰筋を使うことが大切なポイントです。肩や顎など、他の部分が力むと効果が半減してしまうので、リラックスしてチャレンジしてくださいね!
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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