気づくとプニプニ…冬の間にたるんでしまった〈二の腕〉を引き締める簡単うつ伏せトレーニング

 気づくとプニプニ…冬の間にたるんでしまった〈二の腕〉を引き締める簡単うつ伏せトレーニング
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寒い季節は厚着なので二の腕はさほど気にならないと思うのですが、暖かくなり、徐々に薄着になると「あれこんなにプヨプヨしていたかな…?」と思った経験はないでしょうか?今回は夏までにやっておきたい二の腕をスッキリさせるトレーニングをご紹介します。

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二の腕に脂肪がつきやすい理由

二の腕の代表的な筋肉は、上腕二頭筋と上腕三頭筋と呼ばれています。上腕二頭筋はぐっと力こぶができる側ですが、今回注目するのは上腕二頭筋の下にある振り袖のように脂肪がつきやすい上腕三頭筋です。

女性は上腕三頭筋に脂肪がつきやすい傾向にあります。理由としては、そもそも上腕三頭筋を使う機会が少ないこと、脂肪がつきやすく落ちにくい傾向にあること、冬は老廃物がたまりやすいことが挙げられます。

上腕三頭筋を使うのは、何か物を押す動作の時です。思い返して欲しいのですが、日常生活の中で押すという動作をすることってなかなかないdすよね?日頃あまり使っていないので、上腕三頭筋はどうしても筋力が落ち、脂肪へと変わりやすくなります。

一度脂肪になってしまうとなかなか落ちないのも上腕三頭筋の特徴といえるかもしれません。そして、冬は運動量が減り自然と筋力が落ちることによって、体の中に老廃物が溜まりやすくなります。これらの結果から、上腕三頭筋がプニプニしやすくなってしまうのです。

上腕三頭筋をスッキリさせるためには?

今すぐできることは、老廃物を流しやすい状態にすることです。親指で脇の下をグーッと押してみてください。少しやっているだけで体が温まってくるほど、一時的に血行が促進されます。また、筋力をつけることもポイントと言えます。今回は普段なかなか使わない上腕三頭筋使うトレーニングをご紹介します。

二の腕すっきりトレーニング

今回は、初めての方向け、慣れてきた方向けの2種類ご紹介します。夏に向けてどちらもできるようにチャレンジしていきましょう!

初めての方向け

<やり方>

二の腕
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1)マットの上でうつ伏せになり、両手は胸の横に起きます。この時、脇をしめ肘が横に広がらないように注意します

二の腕
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2)息を吸いながら、腕の力だけで上体を軽く起こします。上体を起こす角度は低くてOKです。高く上げようとすると背筋に頼ってしまうので、注意してください

3)息を吐きながらで元に戻ります。呼吸に合わせて、まずは20回テンポよく繰り返します。慣れてくればくるほど、背筋を使おうとするので必ず腕の力のみで行います。

慣れてきた方向け

<やり方>

二の腕
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1)初心者の方向けの動きが余裕な方は、20回繰り返した後にプラス10回行います。この時、上体を起こしたまま5秒キープして、息を吐きながらマットに戻るようにしましょう。キープ時間を設けることで、さらに上腕三頭筋への負荷を高めます

体を起こす時注意して欲しいのは、背筋に頼らないようにすることです。人はどうしても大きい筋肉に頼ってしまいがちですので、背中の筋肉が使われないず、腕でコントロールするように意識してくださいね。

上腕三頭筋がスッキリするまでには時間がかかります。今から日々コツコツ頑張って夏に間に合うかなと思います。すっきり二の腕でTシャツを着たい、二の腕隠しに左右されたくない方はぜひ今日から頑張っていきましょう!

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AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



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二の腕
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