時計の動きで腰痛予防!理学療法士が提唱するプレワーク「ぺルヴィック・クロック」とは?

 時計の動きで腰痛予防!理学療法士が提唱するプレワーク「ぺルヴィック・クロック」とは?
Kenji Yamada

腰痛持ちのヨギは、知らないうちに「ねじりポーズ反り腰」になっている可能性大!? 腰を守るために必要な筋肉をヨガを始めてから腰が痛い、後屈系のポーズがつらいなどと感じていたら、ポーズ中、腰に負担をかけている可能性大。大事な腰を守るための正しい動的アライメントを理学療法士の中村尚人先生に教えていただきました。

広告

ヨガのけが予防に役立つ内腹斜筋とは?

ポーズ中、腰をつめるようなアライメントを続けていると、背骨の椎間関節に負担がかかり、腰痛の原因に。そこで中村尚人先生が注目するのが内腹斜筋。「内腹斜筋は、骨盤を持ち上げる筋肉で、骨盤を後傾させる働きをしています。腰をつめてしまうときは、骨盤が前に傾きすぎているので、内腹斜筋によって反対に戻すことで腰が安定します。

ヨガ前に内腹斜筋をONに!ぺルヴィック・クロック

まずは内腹斜筋を動かしてみましょう。仰向けで膝を立てて脚を骨盤幅に開いたら、お腹の上に時計をイメージして12時、3時、6時、9時の方向に骨盤を傾けていきます。ゆっくり丁寧に動かして内腹斜筋を目覚めさせます。

STEP1:12 時

恥骨をおへそのほうに引き上げて腰と床のすき間をつぶす。両側の内腹斜筋がON。

内腹斜筋
photo by Kenji Yamada

これはNG:お腹がふくらんでいたら腹直筋を使っている。お腹は薄く保って!

内腹斜筋
photo by Kenji Yamada

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告

photos by Kenji Yamada
hair&make-up by Mayumi Tsuchiya(FIX-UP)
Illustration by Misako Nakagawa
text by Yasuko Ito



Galleryこの記事の画像/動画一覧

内腹斜筋
内腹斜筋
内腹斜筋
内腹斜筋
内腹斜筋
内腹斜筋
内腹斜筋