〈食べる温活〉10分で作れるしょうがの佃煮と「芯から温まる食べ方」3選
私は冷え性で冬はけっこう辛いのですが、身体の温まる食材を食べて温活をしています。おすすめのひとつが「しょうがの佃煮」。食べるだけで喉から胃から熱くなり、手足もポカポカに。食欲も増しましで、最強のご飯のお供です。その簡単な作り方と、意外な食べ方3選をご紹介します。
しょうがで冷え性改善・免疫力アップ
さまざまな薬味に使われるしょうがの特徴は、血流促進と抗菌作用。冷え性を改善し、免疫力をアップすることで知られています。
まさに食べる温活に最適な食材ですね。
さらにその有効成分は、加熱したり切ることで増加しやすい特徴があります。
ショウガオール
しょうがを加熱させることで生まれる成分「ショウガオール」は、胃腸を刺激して血流を活発にし、体を温め、免疫力を上げてくれます。
温かい料理やお茶などと一緒にぜひ取りたい成分ですね。
今回はとても簡単に作れて、いつでも手軽に食べやすいしょうがの佃煮を作り、食べる温活をしていきましょう。
しょうがの佃煮 【10分】
【材料】
⚫︎しょうが(千切り)‥‥‥‥‥‥200g
⚫︎炒り白ごま‥‥‥‥‥‥‥‥ 大さじ1
⚫︎かつおぶし‥‥‥‥‥‥‥‥ ひとつまみ
(調味料)
⚫︎しょうゆ‥‥‥‥‥大さじ2
⚫︎みりん‥‥‥‥‥‥大さじ2
⚫︎酒‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ3
⚫︎砂糖‥‥‥‥‥‥‥大さじ1
【作り方】
1. しょうがを皮ごと千切りにする。
2. 鍋に調味料を入れて火にかけ、しょうがを入れて中弱火で5分ほど煮る。
3. かつお節とゴマを入れ、煮汁がほぼなくなるまで煮る。
できあがりは1週間から10日程度、冷蔵庫で保存できます。普通にご飯のおともや、おにぎりとして食べてもいいのですが、今回はおかず度がアップし、身体が芯から温まる食べ方をご紹介します。
1. チャーハン・カレー
しょうがの佃煮のピリッとした辛味とシャキシャキの食感が、チャーハンのいいアクセントに。食欲が止まりません。
スープが無くても、食べたそばから体がポカポカと温まってきます。福神漬けの代わりに、カレーに添えるのもおすすめです。
2. うどん・麺類
しょうがの佃煮エキスがうどんに染み出して、うま辛いスープに。具の代わりにもなり、汗をかくくらい芯まで体が温まります。
3. お茶漬け
ちょっと遅い夜の締めには、しょうがの佃煮でお茶漬けがピッタリ。手足もあったか、抗菌作用でのどもすっきりしますよ。
まとめ
食べる温活、しょうがの佃煮の作り方と、体を芯から温める食べ方、以下の栄養ポイントをご紹介いたしました。
⚫︎しょうがは体を温め、免疫力を上げる
⚫︎成分ショウガオールは加熱で生まれる
⚫︎抗菌作用がのどのケアにもなる
まだまだ寒い季節の頼もしいお供。しょうがの佃煮、ぜひお試しください。
<参考>
「新・野菜の便利帳 健康編」 名取貴光監修
AUTHOR
山田直
ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く