なると厄介な〈顎関節症〉「もしかして…」と思ったらやってはいけないこと3つ|歯科医に聞いた

 なると厄介な〈顎関節症〉「もしかして…」と思ったらやってはいけないこと3つ|歯科医に聞いた
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「口を開けると痛い」「口を開閉すると、カクンカクンと音がする」「口が開かない」というのが、顎関節症の主な症状です。多くの人が一度は経験したことのあるあの痛みの原因を知り、すぐにできる予防法をお伝えします。

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顎関節症になったら、歯科に行こう

まず、耳の前に指を当てて、口を開閉してみてください、顎関節が動いているのがわかります。ここには筋肉と関節、神経が集中しているため、何らかの要因が起こると、痛みや不具合、不快感が生じ、顎関節症となります。

顎関節症
正常な顎関節と顎関節症の違い/illustration by Adobe Stock

顎関節症の80%以上の人に共通する原因

顎関節症を引き起こす原因はたくさんありますが、いしはた歯科クリニックのデータによると、なんと80%以上の方が「片がみ癖」によることが原因だということがわかりました。片がみ癖とは、ものを食べる・咀嚼する際に、いつも同じ側で噛んでしまう癖のことを言います。

噛むという行為は、歩く・呼吸と同じような無意識行動。そのため、実際に痛みが出るまでは、どちらで噛んでいるか、意識すらしたことがなかった、という人が多いそうです。

痛みが出たら、やってはいけないこと3つ

これって顎関節症かな? と思ったら、やってはいけない行動があります。

その1:顎に負担のかかる姿勢

頬杖をついたり、うつ伏せ寝、いつも同じ側を下した就寝姿勢、長時間下を向くこと、顎を酷使する楽器やスポーツ

その2:歯ぎしり、噛み締めたまま過ごす

その3:長時間ガムを噛む、硬いものを食べる

そして、自己判断での治療は絶対にやめましょう。かえって、症状を悪化させてしまうことがあります。

顎関節症は顔全体に影響します

顎関節症には、多くの神経や筋肉が関わっているため、顎以外に、こんな症状が現れることがあります。

・耳鳴りがする

・偏頭痛

・眼球疲労

・肩こり

・腰痛

・めまい

・歯や舌の痛み

・顔面の筋肉疲労

これらの原因が本当に顎関節症なのかを明らかにするには、顎関節症に強い専門医に診てもらいましょう。

 

顎関節症は、無意識のクセがトリガーになってしまうため、一度かかると何度も繰り返しがち。あの痛みや不快感を味わうくらいなら、自分の意識改革をし、行動を変えることが一番手軽な予防法です。

取材協力/石幡一樹先生
いしはた歯科クリニック院長。歯学博士。日本補綴歯科学会専門医・日本顎咬合学会認定医。昭和大学歯学部卒業後、東京医科歯科大学病院義歯外来(入れ歯科)で歯科医師としての経験を積み、10年前に埼玉県久喜市に「いしはた歯科クリニック」を開業。

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ヨガジャーナルオンライン編集部

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。



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