溜め込んだお腹のお肉を流す!【ちょっとキツイけど効く】デトックス効果抜群の「三角のポーズ」
外は寒くて運動する気がなかなか起きない、イベントが続き食べ過ぎてしまった、喉が渇かないから水分補給の回数が減った…。このようなことありませんか? 特に寒い時期は、身体に老廃物が溜まり、重だるさやむくみを感じやすくなります。そこでおすすめしたいのがデトックス効果の高い「三角のポーズ」。体幹強化に効果的なバリエーションも紹介していますので、ぜひお試しください。
デトックスとは?
ひとことで「デトックス」といってもさまざまな意味が存在していますが、今回の記事では老廃物の排出という意味合いでお話ししていきます。
老廃物とは、摂取したものの中から栄養素が身体に取り込まれ、後に残った不要なもの。通常はリンパや血液と共に体内を流れ、汗や尿、便、呼気などから排出されます。ですがこの排出がスムーズできなくなると、それらの老廃物は体内に蓄積してしまいます。
老廃物が溜まると現れやすい不調
・むくみ
・便秘
・肌荒れ
・肥満
また、血液循環やリンパの巡りが停滞することも、疲労物質が溜まる原因に。疲れやすさを感じたり、免疫力の低下を引き起こすこともあります。健康で快適な身体で毎日を過ごすために、日ごろからデトックスを心がけることが大切です。
日常生活でできるデトックス習慣
デトックス(老廃物の排出)をするためには、血液やリンパの流れを促したり、消化を促進することが大切。日常生活で以下の点を心がけてみましょう。
・水分を適度に摂る
・食べ過ぎを防ぎ、腹八分目を心がける
・胃腸の調子がすぐれない時は消化に良いものを選ぶ
・湯船に浸かり身体を温める
・マッサージを行う
・適度な運動やストレッチを心がける
体内の消化活動は、リラックスしている時や休息・睡眠時に活発になります。規則正しい生活を心がけ、しっかりと睡眠時間を確保することもデトックスには大切なポイントとなります。
老廃物が排出されやすくなる三角のポーズ
デトックスしたいなら、適度な運動・ストレッチができるヨガはとてもおすすめ。今回は三角のポーズをご紹介します。
三角のポーズから得られる効果
・身体全体がストレッチできるので、血流がよくなる
・脇の下や股関節など大きなリンパ節が伸びるので、リンパの巡りがよくなる
・腹式呼吸で行うことで内臓に刺激が届き、消化活動が促進される
・三角のポーズ
①脚を大きく広げて立ちます。左のつま先を身体の左に向けて開き、右のつま先は正面に向けます。
②上半身を左にスライドさせ、身体を真横に倒しながら左手を左の太もも、もしくはすねに添えます。
③右手を天井方向へ持ち上げ、目線も上へ。首に違和感がある場合は、正面や下を向いても構いません。
④そのまま5~10回、深い呼吸を繰り返しゆっくりと上半身を元に戻しましょう。
⑤反対側も同様に行います。
【ポイント】
・腰が丸まらないよう、常におへそは正面に向けましょう。
・左手は膝以外の場所に添えましょう。腰が丸まってしまう場合は、無理せずに太ももに添えてください。
・左膝は過度に伸ばすとけがに繋がる恐れがあります(膝の過伸展)。無理せず、余裕を持たせて膝を伸ばしてポーズを行いましょう。
・三角のポーズのバリエーション
バリエーションポーズでは、体幹を使って身体全体を支えるため腹部周辺の筋力が強化でき、お腹痩せにも期待できます。ご自身の筋力・柔軟性に合わせて無理なくチャレンジしてみてください。
①基本の三角のポーズの状態から、真上にあげた右腕を耳に近づけ横に伸ばします。
②余裕があれば左腕を持ち上げ、左耳の横に沿わせて右手を平行にまっすぐ伸ばしましょう。
③お腹の力を使って5呼吸程度キープします。
④三角のポーズに戻ってから、ゆっくりと元の状態へ戻りましょう。
動画で確認したい方はこちら
AUTHOR
chihiro
主に子育て世代の方々に向けて毎日を健やかに過ごすためのヨガやセルフケアをお伝えしている。コロナ禍の2021年に″おうちヨガを習慣にしながらママたちがゆるやかに繋がることのできる場が作れたら″という思いから「育児とヨガのオンラインサークルEn〈エン〉」をスタート。「ジャーナリング講座」「アンガーコントロール講座」など心を整えるための様々な講座も開催中。
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