当てはまる人いない?【O脚になった、脚が太くなった…!】まっすぐ脚を取り戻す寝たままエクサ
「O脚になってしまった」「脚が前より太くなった気がする」、そういったお悩みを持つ多く人がいます。今回は女性に多い脚のお悩みを解消するエクササイズを紹介します。
O脚の方で多いパターン3選
沢山のO脚の方を見てきましたし、私自身もO脚でしたが、その中でも多いパターンを紹介します。
股関節周りの筋肉が弱い
O脚の多くの方は、以下のような状態です。
・太ももが内側にねじれている
・膝の間が離れている
これは内腿の筋肉(内転筋群)と太ももを外に回す筋肉(外旋筋群)が弱くなっていることが多いです。
膝下が外側にねじれている
脛が外側にねじれ、つま先が膝の向きよりも外側を向いているケースもよく見かけます。
太ももの外側の筋肉(大腿筋膜張筋)の硬さや内側の筋肉(内側ハムストリングス 、内側広筋)などの弱さが関係していることもあるでしょう。
足のアーチが乱れている
重度のO脚の場合には、足の骨が乱れている可能性もあります。
ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)や脛の周りにある筋肉(前脛骨筋や後脛骨筋)の弱さや硬さも関係しているかもしれません。また妊娠中や産後の方は、ホルモンバランスの影響で靭帯が緩み、足のアーチが低下している方も多いでしょう。
O脚改善には太ももの位置を整えよう
O脚を改善、予防するためには、太ももの骨の位置を改善することから始めましょう。そのためには、①内腿とお尻の筋肉をきちんと使って②太ももの骨を正常な位置で使えるようにすることがポイントです。
形も太さも整えられる!美脚エクササイズ
O脚の問題点を一気に解決できる万能エクササイズを紹介します。
⒈仰向けになり、両脚を持ち上げ、膝と股関節を90度に曲げます。背中と床に間に手のひら一枚分のスペースを作りましょう。
⒉膝を伸ばして両脚を斜め前に突き出します。両脚の内腿とかかとを合わせつま先を開き、Vの字の形にします。
⒊内腿やお尻が使われているのを意識しながら、何度か繰り返しましょう。
動画でも確認できます
AUTHOR
服部恵実
大学卒業後、理学療法士として大学病院に勤務。集中治療室や救命救急病棟を始めとする33診療科でのリハビリテーションを担当。 社会復帰のために早期からリハビリテーションを行うことの必要性や予防医療の重要性を痛感し、心臓リハビリテーションクリニックにて生活習慣病の再発予防を運動、食事、環境など多方面から介入。現在は病気や怪我になる前に、健康を維持する必要性を伝えたいという思いで、ピラティスインストラクターや講師、Webライターとして活動するとともに、医療従事者・インストラクター向けオンラインサロンhinomeを運営している。
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