「下っ腹だけぽっこり」を解消してどこから見られても自信が持てる身体に!骨盤底筋エクササイズ
痩せてるけど下っ腹だけぽっこり、上半身は華奢だけど下半身はぽっちゃりなど、大人女性のボディラインのお悩みで多いのが下半身。下半身は痩せにくい、引き締めにくいイメージがあると思いますが、下半身はあるポイントを押さえて鍛えるだけで自然と痩せ体質になることも可能です!
なぜ下半身が太りやすいの?
上半身は細いのに下半身はぽっちゃりしている…とお悩みの女性は多くいらっしゃいますが、この原因はいくつか考えられます。
子宮を守るため
女性は子宮を守るために下半身に脂肪が付きやすい構造になっています。下半身に付く皮下脂肪には体を温かく保ち、エネルギーを蓄える働きがあります。そのためエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンが子宮を守るために下半身に脂肪を蓄えようとするのです。
筋力の低下
下半身にはお尻や太ももなど大きい筋肉が集まっています。大きい筋肉が発達するとその分代謝がアップして痩せやすい体になりますが、反対に大きい筋肉が衰えてしまうと代謝が低下して脂肪が付きやすくなってしまいます。
骨盤の歪み
骨盤の歪みも下半身が太くなってしまう原因の一つです。脚を組んで座る、片脚に重心をかけて立つなど私たちが日頃何気なくとっている姿勢は悪い姿勢に分類されるものが多く、骨盤を歪ませてしまうと言われています。骨盤が歪むと内臓の位置が少しずつズレてお腹がぽっこりと出てしまったり、ズレた骨盤に合わせて脂肪が付いてしまいお尻が大きくなってしまったりと、下半身太りを加速させてしまうのです。
また、女性の場合は月経周期などのホルモンの影響で骨盤が緩んで横に広がることがあり、そのタイミングで下半身が太ったと感じることもあります。
「下っ腹だけぽっこり」から卒業!骨盤底筋エクササイズ
前述したように、下半身太りと骨盤の歪みには深い関係があります。もともと脂肪がつきやすい下半身ですが、骨盤が歪んでいるとどんなにトレーニングをしても効果が半減してしまいます。逆を言えば、骨盤の歪みを改善してから筋トレすることで巡りの良い状態をキープし、姿勢改善にもなるため立っているだけで自然と下半身太りが解消されていきます。
骨盤の歪みを改善し、効率的に下半身太りを解消しましょう。
<やり方>
1)仰向けから、両膝を立てて右の足先を左膝に置き4の字の足の形にする
2)右手を足の内側、左手は左足の外側から回して、息を吐きながら足全体を胸の方へ引き寄せる
3)そのまま3呼吸したら足を入れ替えて反対足も同様に行い、骨盤調整する
4)4の字から下の膝を伸ばし、両手は肘を曲げ床に置く
5)息を吐きながら両足を引き寄せる。骨盤付近の筋力を上げる
6)両手をつき、両足を伸ばし、息を吸いながら骨盤を持ち上げ、3呼吸キープ。内腿を寄せて内腿をしめるようにすることで骨盤底筋群を強化する
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
魚澄トモ
ヨガ講師・アーユルヴェーダセラピスト・グラフィックデザイナー。20代にデザイナーとして長時間のデクスワークが続き、身体を壊したことで、30代にヨガと出会う。ヨガで体調が良くなっただけでなく、それまで何をしても治らなかったO脚が改善し、気にしていた下半身が自然にスッキリ、更に精神的な豊かさも感じられるヨガに魅了されヨガ講師として活動開始。40代でアーユルヴェーダのを深く学び、体質別の食生活アドバイスを踏まえたストレスフリーのダイエットメソッドを考案。キレイに痩せるをテーマにダイエットヨガを発信している。
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