【慢性便秘・いつも体が重くてだるい人に】大腸の動きを良くして翌朝すっきり「夜の毒出しヨガ」

 【慢性便秘・いつも体が重くてだるい人に】大腸の動きを良くして翌朝すっきり「夜の毒出しヨガ」
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吉田巴瑛
吉田巴瑛
2023-11-27

体に良いものを食べたり、健康には気を遣っているのに、なぜかいつも体が重だるい、疲れが抜けにくくなってきた。そんなお悩みを抱えている人いませんか? 夜寝る前に疲れた身体や緊張した心をリラックスさせ、自律神経を整える。運動が苦手な人でもできる夜の毒出しヨガをご紹介します。

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重だるさを感じる理由は「大腸環境の乱れ」

体に溜まった老廃物をデトックスする1番の方法は、排泄です。一方で大腸環境の乱れが原因で便秘に悩んでいる人が多いのも事実。これでは老廃物がしっかり排泄されず、疲れやすかったり体がだる重くなってしまいます。

排泄
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朝すっきりの秘訣は「夜」にあり

東洋医学の考え方の中に、子午流注(しごるちゅう)という、時間医学的な体の働きと時刻の関係をあらわしたものがあります。それによると、5時~7時の卯(う)の刻 が「大腸の時間」とされ、大腸の働きが盛んになる時間です。水分の吸収や排毒作用も活発になるので、この時間に排便するリズムを作ると朝から気持ちよくスタートできます。

朝すっきりするための「夜ストレッチ」

朝に大腸の動きをよくするためには、夜の過ごし方が大切になります。今回は、すぐに骨盤位置を整え、腸を活性化するポーズをお伝えします。

前ももをほぐすポーズ

①四つん這いになり、手と手の間のやや左側に左足をおきます。膝の下にかかとがくるよう、膝が90度になるように整えます。

前腿ストレッチ
photo by Tomoe Yoshida

②両手を左の前ももにのせ、口から息を吐きながら上半身を起こし、左の前ももを伸ばします。膝の向きがつま先と同じ方向になっているか確認しましょう。腰が反りやすい人は、息を吐く時に下腹を引き込むような意識で、反らしすぎないように気をつけましょう。

三日月のポーズ
photo by Tomoe Yoshida

こちらから動画で確認できます

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吉田巴瑛

吉田巴瑛

音楽療法士/クリスタルボウル奏者/ヨガ講師 幼少期より音楽に慣れ親しみ、3歳からピアノ、10歳から17年間トランペットを専攻。 音楽大学にて音楽療法士の資格を取得。音楽イメージ療法を軸にサウンドバスの活動を開始。 インド政府公認のヨガ講師に認定され、インド、スリランカ、タイなどで学びを深める。 2021年初めての書籍となる『吹奏楽ヨガ』が発売。 現在は新月と満月の月2回開催のサウンドバス瞑想 YouTube「自律神経を整えるヨガチャンネル」にて癒しのヨガを発信中。



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