【鮭】サーモンとの違いを知ってる?加熱しても栄養価は落ちない?効率よく栄養が摂れる食べ方を解説

 【鮭】サーモンとの違いを知ってる?加熱しても栄養価は落ちない?効率よく栄養が摂れる食べ方を解説

鮭のホイル焼きやちゃんちゃん焼きといった鮭が美味しい季節ですね。サーモンと鮭の違いや注目すべき栄養素についてご紹介します。美容や健康のためにも鮭をお勧めします!

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サーモンと鮭の違い

同じサケ科に属し学術上は同じですが、育つ環境に違いがあります。サーモンは、淡水で育つことが多く養殖されており生食が可能です。身の色も濃いことが特徴です。対して鮭は、海水で育ち天然物が多く加熱する必要があります。身の色は薄く皮付きで売られていることが多いです。

サーモンカルパッチョ
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強い紫外線を防ぐ

夏だけでなく、寒い季節の紫外線も強くしっかりケアすべきです。紫外線ダメージは体のなかで活性酸素を生み出し健康に影響を与えます。この活性酸素を減らす物質が、鮭やサーモンに含まれる赤い成分アスタキサンチンです。シミ予防が期待されています。

自然界最強?!アスタキサンチン

鮭のムニエル
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アスタキサンチンの抗酸化作用は、同じ作用をもつβ‐カロテンの約10倍、抗老化に働くビタミンEの約1000倍。シミを改善するビタミンCの約6000倍に匹敵するほど高いことが最強の所以です。

熱に弱いの?強いの?

グリルサーモン
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アスタキサンチンは、熱や光に強く量はほとんど影響しません。エビなど身がグレーの色であっても、加熱すると本来のアスタキサンチンの赤色を呈します。色がグレーでも赤でも量は変わりません。

おすすめのちょい足し食材

レモン

レモン輪切り
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ビタミンCと一緒に摂取することで相乗効果。サーモンのムニエルなどにレモンを添える食べ方は理にかなっています。

オリーブオイル
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アスタキサンチンは脂溶性のため、油と一緒に摂取すると吸収率がアップします。一年を通してサーモンは手に入りますので、美味しい鮭を摂取して美容と健康維持にお役立てください。

【参考文献】
ウィキペディア
ちそう

ライター/美容栄養士 Keiko
管理栄養士×美容食インストラクター/ワンストーリーアワードジャパン2023講師  15年以上の栄養士・管理栄養士歴を経て、美容食で女性の美容と健康を守る!ただ食べるだけでなく、摂る栄養素や組み合わせをとことん“美”にこだわりインナーケアする美容食で、体の中の細胞を目覚めさせ、整え、キレイにしていきます。『輝き自信あふれる明日を美容食で!』をモットーに、明日からできる美容食の知識をお伝えしたいです。Instagram:@beauty.diet_keiko

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NS Labo(栄養サポート研究所)

NS Labo(栄養サポート研究所)

全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。



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