脚がつる人必見!第二の心臓「ふくらはぎ」をほぐして伸ばす2ステップの簡単四つ這いストレッチ
寒い季節になると脚がつりやすくなる人、運動不足になりがちな人、筋肉が硬くて季節を問わず脚がつる人におすすめ!第二の心臓「ふくらはぎ」をほぐして血流をよくする、簡単なストレッチを2つご紹介します。四つ這いの姿勢でできるので、初心者にもおすすめですよ!
脚がつる原因とは?
ウォームアップ不十分な状態で激しい運動をした時、また、長時間歩いたり走ったり立ちっぱなしの時など、筋肉疲労により脚がつることもあります。が、原因はそれだけではありません。冷えや水分不足、ストレスなど、様々なケースが考えられます。
加齢や運動不足による筋力の衰え、柔軟性の低下による血行不良が原因となる場合も多いと言われています。歳を重ねるごとに脚がつりやすくなった…。そう感じている人も少なくないはずです。
第2の心臓「ふくらはぎ」をほぐそう!足のつりを予防する2ステップストレッチ
みなさんご存じのように、心臓は全身に血液を巡らせるために動き続けています。そして、第2の心臓と言われているのがふくらはぎです。ふくらはぎの筋肉がしなやかに動くことで、下半身に溜まった血液を心臓へ戻して滞りを改善。更なる血行促進効果が期待できます。つまり、ふくらはぎの筋肉は運動に伴う働きだけでなく、そのほかにも大変重要な役割を担っているのです。
今回紹介するのは、ふくらはぎをターゲットにした2つのストレッチです。もちろん1つだけでもOK!深められそうなら次のステップにも挑戦しましょう。
ステップ1のやり方
1)つま先を立てた四つ這いになる
2)右脚を後ろに伸ばし、つま先を床に下す
3)かかとを突き出し、重心を前後左右にスライドさせながら、アキレス腱~ふくらはぎ~腿裏をほぐす
4)右脚に重心をかけたまま動きを止め、深い呼吸と共にふくらはぎのストレッチを行う(10秒キープ)
反対側も同様に行う
そのままストレッチを続けてもOK!更に深められそうなら次のステップへ進みましょう!
ステップ2のやり方
1)ステップ1のストレッチの体勢から、両手で床を押し、左膝を床から浮かせる
2)右のかかとを床に押し込むようにして後ろ重心へ。お尻を軽く引き上げ、緩やかな三角形を作り、右ふくらはぎのストレッチを深める(10秒キープ)
反対側も同様に行う
ポイント
呼吸が浅くならないように注意しましょう。反動をつけずに心地よい範囲でストレッチを行います。ぐいぐいと伸ばすのではなく、じわじわと内側から広げるイメージです。
ステップ1、ステップ2、どちらのストレッチも無理にかかとを床に下す必要はありません。つま先立ちでも十分です。また、キープし続けることが負担になる場合は、前後左右に揺れながら行ってもいいでしょう。深い呼吸と共に自分のペースで続けることが大切ですよ。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く