簡単!「ぽっこりお腹」がたったこれだけで!?理学療法士によるお腹凹ませ「ドローイン」やり方

 簡単!「ぽっこりお腹」がたったこれだけで!?理学療法士によるお腹凹ませ「ドローイン」やり方
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堀川ゆき
堀川ゆき
2023-11-03

ぽっこりお腹は、幅広い世代にわたり男女とも多くの人が気にしている代表的な体型の悩みです。そこで今回理学療法士の堀川ゆきさんが、簡単にお腹がやせる「ドローイン」の方法を教えてくれました。

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お腹が痩せない理由

そのぽっこりお腹は、がむしゃらに腹筋運動をしたとしても決して変わらなかったことでしょう。お腹やせのために、定番である上体を起こす腹筋運動をすることは間違いではないのですが、正しい方法で行わないと全く効果がありません。普段私達のお腹の中の内臓は、重力の影響を受けて本来の位置よりも下がる傾向にあります。ぽっこりお腹の原因は、腹部についた脂肪のせいでもありますが、内臓がこのように重力によって下がる影響でもあります。

ドローインとは

そこで、ドローインがお腹やせに有効になります。ドローイン(Draw in)とは、引っ込める、引いて中に入れるという意味で、おへそを背骨に近付けていくように、意識的にお腹を凹ませて腹圧を高めることです。そうすることで、内臓を正しい位置に積極的に戻してやります。さらにドローインは、体幹のインナーマッスルである、
・腹横筋
・骨盤底筋群
・横隔膜
・多裂筋
この4つが連動して働くため、余計な脂肪がなくなり、コアが安定して姿勢がよくなります。この4つの筋肉をあわせて「インナーユニット」といい、いわゆるコアといわれる主要な筋肉です。

インナーユニット
イラストAC

やってみようドローイン

まず、お腹の力を抜いてまっすぐに立ちます。下腹部に手のひらをあてて、そこから息を吐きながら、おへそを背骨に近付けていくようにお腹、特に下腹部を薄く凹ませていきます。これがドローインです。この時同時にお尻の穴も締めるようにします。そうすると、腹横筋だけでなく骨盤の底の骨盤底筋群も働き、下がった内臓を押し上げる力も働きます。お腹を凹ませたまま30秒間キープします。この間は息は止めずに楽に呼吸を続けてください。30秒間キープを5回繰り返します。

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photo by Yuki Horikawa

まとめ

最初に触れた、上体を起こす腹筋運動をする場合は、このようにドローインし続けながら行うと必ずお腹やせの効果が期待できます。今回は立って行うドローインを紹介しましたが、仰向けや、座りながら、歩きながら、いろんな体勢でドローインを試してみてください。最初は下腹部を凹ませることが難しいかもしれませんが、徐々に感覚がつかめて姿勢が良くなり、ぽっこりお腹がみるみる改善していくでしょう。

参考:石井直方「体が硬い人のためのやわらかストレッチ」主婦の友社,2016

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堀川ゆき

堀川ゆき

理学療法士。ヨガ・ピラティス講師。抗加齢指導士。2006年に渡米し全米ヨガアライアンス200を取得。その後ヨガの枠をこえた健康や予防医療に関心を持ち、理学療法士資格を取得。スポーツ整形外科クリニックでの勤務を経て、現在大学病院にて慢性疼痛に対するリハビリに従事する。ポールスターピラティスマットコース修了。慶應義塾大学大学院医学部博士課程退学。公認心理師と保育士の資格も持つ二児の母。



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