ふくらはぎや太ももがパンパンになるのはアキレス腱の硬化が原因?秋冬にお勧めの脚スッキリストレッチ
足首とアキレス腱の柔軟性や足の裏のバランスは整ってますか?アキレス腱の硬さが、ふくらはぎを太くしたり、血流悪化、アンバランスな重心での歩き方を引き起こしてしまっているかもしれません。日常生活の中での癖や加齢と共に起こりやすいアキレス腱の硬化を改善しバランスの良い歩き方と筋肉を付けられるストレッチのご紹介です。
アキレス腱が硬くなる理由
アキレス腱は、しゃがんだ時に踵が上がりやすかったり、何もないところでの躓くなどの動作によりその硬さに気がつくことが多いです。ですが、加齢によるアキレス腱の硬さには気が付いていない人も実は多いです。
アキレス腱の怪我も、アキレス腱の硬化が関係しています。アキレス腱の硬化は足首の可動域と繋がるので、足首が硬い人はまず要注意です。アキレス腱はコラーゲン成分が多いので加齢と共に減りやすくなったり、サンダルなど踵をホールドしない靴で過ごす時間が長かったり、運動不足や重心不安定、ストレートネックでの前屈み姿勢等がアキレス腱の硬化に繋がりやすくなります。
アキレス腱の硬化で起こるデメリットとは?
アキレス腱が硬い場合は足首の可動が弱くなり、脛を前に倒せる角度にも制限がかかります。そこで足の裏に均等に重心が乗らなくなり、それにより足の裏のアーチが崩れ、ふくらはぎや脛、太ももに不必要な負担がかかり足がパンパンになってしまうことも。そのままにしておくと、腰やお尻にも負担が広がります。ハイヒールを履いている時のアキレス腱は縮んでいる状態のため、もともとアキレス腱が硬化気味の人がハイヒールを履くと、重心がより不安定になり、真っ直ぐに立てなくなります。それにより前屈みや外側に重心がばらついてる姿勢になりやすいです。フラットシューズでも靴底のすり減りに偏りのある人は重心に偏りがあることも。
また、アキレス腱はふくらはぎの筋肉と繋がりがあるため、アキレス腱や足首の柔軟性が低くなるとふくらはぎの筋肉の働きも低下させて血流悪化に繋がります。
秋冬は冷えからアキレス腱や足首が硬化しやすくなります。座ってる時間長い方は日頃からのケアがお薦めです。
アキレス腱はストレッチの角度が大切です。硬い人は足の裏の重心が崩れてる場合が多いので「伸ばす+重心」を意識してストレッチを行いましょう。
やり方
Step1
素足でマットや床に四つん這いになったら、両手の間に左足を移動させ右足は後ろへ伸ばします。この時にマットに手をつきにくいい場合、手の下にヨガブロックを置いたり他のもので高さを出して行いましょう。
Step2
重心を前の左足に乗せ、次に後ろの右の方へ重心を移動させます。この時に右膝は終始伸ばしておきます。これを10回繰り返しましょう。
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
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