無理して伸ばすのは逆効果?!【ラクなのに前屈がみるみる深まる】1回3分裏技ワーク
身体の柔軟性を上げようと思った時に、無理に伸ばして、柔軟性が上がらなかったり体をいためてしまったり、という経験はありませんか? 身体の柔軟性を上げるには、「筋肉を使う」「筋肉を伸ばす」の両方のアプローチが大事。今回は安全に前屈を深めるためのワークをご紹介します
前屈を深めるため必ず抑えたい2つのポイント
前屈を深めたいなら、必ずアプローチしたいポイントが2つあります。
股関節の使い方
1つ目は股関節です。前屈を行うときに股関節をしっかりと引き込みながら身体を折りたたむことができると、身体に負担なく正しく前屈を深めることができます。股関節がうまく使えていないと、前屈の効果が半減するだけでなく腰をいためてしまうなど怪我の原因にもつながります。
身体の後ろ側の筋肉の柔軟性
2つ目のポイントは背中や脚の裏側の筋肉の柔軟性です。身体を前に折りたたむということは背中や腰回りだけでなく、もも裏の筋肉なども伸びることになります。こうした身体の後ろ側の筋肉を緩ませることで前屈も深まりやすくなります。
前屈が深まるとメリットたくさん
股関節をしっかり使った前屈ができるようになると、上半身と下半身をつなぐようについているインナーマッスルにもアプローチすることができ、反り腰の予防改善にも効果的です。
また前屈を行うと腰回りの緊張も緩むため、腰痛改善の効果も期待できます。その他にもヒップアップや下腹ぽっこりの解消、血流を促してむくみや冷えを改善するなどさまざまなメリットを得ることができます。
たった3分!前屈がみるみる深まる簡単ワーク
①四つ這いになり、両膝の内側をくっつけます。
②息を吐きながら右膝を胸に引き寄せ、額と膝をくっつけるくらいのイメージで近づけます。股関節の前側が縮んでいることを意識しましょう。
③右膝を曲げたまま息を吸い、後ろへ高く持ち上げて胸を開きます。膝を高く上げようとしなくても大丈夫。しっかりと膝を曲げてかかととお尻の距離を縮めましょう。もも裏の筋肉がギュッと締まっているのを感じて。
④これらの動きを丁寧に片側5回ずつ繰り返します。動きに慣れてきたら徐々に回数を増やしていきましょう。
⑤前屈をして筋肉を伸ばしましょう。
以上のように「筋肉を使う」「筋肉を伸ばす」動きを繰り返していくうちに、だんだん身体の柔軟性が上がってきます。継続して実践してみてくださいね。
さらに前屈を深めていきたいならこちらの動画から
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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