「四つ這い姿勢になると手や肩が疲れる」手首の違和感がスーッと楽になる前腕ほぐしエクササイズ

 「四つ這い姿勢になると手や肩が疲れる」手首の違和感がスーッと楽になる前腕ほぐしエクササイズ
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四つ這いになると手首が痛い、手や肩が疲れちゃう、肩がこりやすい…なんてことはありませんか?実は腕をちょっとほぐすだけで、その違和感が解消されることがあります。今回は手首の違和感解消のためのエクササイズをご紹介します。

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手首を痛めやすい理由

日々酷使されている私たちの手。手は一番使いやすい部分、使わざるを得ない部分であるため、疲労が蓄積しています。また、家事や育児、運転、デスクワークなど日頃から同じような動きをすることが多いと同じ方向にばかり力が加わって手首を痛めやすくなってしまいます。

元々痛めやすい部分なだけに、四つ這いの姿勢を取ると手首に体重がかかって手首が痛くなるとのお悩みも非常に多いです。特に女性は筋肉の量が男性よりも少ないため、手首を曲げたり伸ばしたりした時に手首にかかる負担が大きく、腱鞘炎も起こしやすいと言われています。

前腕の解剖学

回内 回外
photo by Yukari Takayama

手首から肘までを前腕と言います。前腕は、手の平を上に向けた状態から下に向ける動き(回内:かいない)、手の平を下に向けた状態から上に向ける動き(回外:かいがい)ができ、の平の向きを変える動きは前腕で行っています。

前腕 筋肉 イラスト
illustration by イラストAC×Canva

前腕には、橈骨(とうこつ)尺骨(しゃっこつ)という2本の骨がついています。この2本の骨の間には骨間膜・回外筋・円回内筋・方形回内筋などがあり、この部分が硬くなると回内・回外の動きがしにくくなり、手首をうまく使えずに痛めやすくなります。

四つ這いのように回内で手首を直角まで曲げるポジションでは、体幹を鍛えることである程度は手首の負担を減らせるようにはなりますが、それでも重さがかかることは間違いありません。四つ這いになる前に、前腕をほぐして回内・回外どちらの動きもスムーズに行えるように整えておいた方が良いでしょう。

また、手首まわりと前腕の状態が悪くなると筋膜や筋肉を介して肩や首にまで繋がるため、肩の疲労や首こりなども起こりやすいです。前腕をほぐして手首のケアをすることで、日常生活を快適に送りヨガやエクササイズなども違和感や痛みに悩まされずに楽しめます。

今回ご紹介するエクササイズは特別な道具は不要。いつでもどこでもできるので、日常の隙間時間にぜひ取り入れてみてください。

手首の違和感がスーッと楽になる前腕ほぐし術

<やり方>

前腕ほぐし
photo by Yukari Takayama

1)前腕の2つの長い骨(橈骨・尺骨)の間の皮膚をつまんで揺らす

前腕ほぐし
photo by Yukari Takayama

2)骨の間に親指を押し込み、圧をかけながら揺らす

3)肘の内側、外側どちらもまんべんなく両腕行う

▼ 詳しいやり方を動画で確認したい方は、こちらからどうぞ 

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AUTHOR

高山ゆかり

高山ゆかり

ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。



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