【四つん這いになると手首が痛い人はこれやって!】手首の痛みが和らぐカップハンズポーズ
ヨガやトレーニングなどでよく登場する四つん這いのポーズ。見た目はシンプルですが、実は「四つん這いになると手首が痛くなる」という方も少なくありません。今回は手首が痛くなる原因と手首を守るための練習方法をご紹介します。
四つん這いで手首が痛くなるのはなぜ?
四つん這いのポーズは手脚で体を支えて行います。ただ、人間の手や腕は脚に比べると筋肉量が少なく長時間体重を支えるようにデザインされていません。なので手で体を支える(アームバランス)の要素があるヨガポーズに取り組む時は、より体の使い方に注意し手首を痛めないように気をつけて行うことが大切です。
四つん這いの時、こんなポーズになっていませんか?
まずは、四つん這いの時に手首が痛くなる原因をチェックしていきましょう。
お腹の力が抜けている
腹筋など体幹を支える筋肉が弱いと、お腹が床の方にぶら下がった形になります。すると手首をはじめとする関節に負担がかかりやすくなってしまいます。お腹を床から離すようにして体幹を働かせましょう。
肘がロックされた状態になっている
肘が反対側にカクンと折り曲がったようになっていませんか?肘がロックされた状態(肘の過伸展)になっている時は、肘にも手首にも寄りかかっている可能性大!腕の筋肉を意識して関節に必要なスペースを保ちましょう。
指の腹で床を押せていない
体重が手首近く(手根側)ばかりにかかってしまうと手首がより深く折り曲がってしまい、痛める原因に…。指の腹でも床を押し手首を引き上げて使う感覚をつかみましょう。
チャレンジ!3つのカップハンズポーズ
手首を引き上げるため、カップハンズの練習をしていきましょう。カップハンズとは、指の腹で床を押し手首を浮かせたポジションのこと。手のひらが吸盤になったイメージで指の腹同士を中心に引き寄せるようにして行うことがポイントです。①→②→③の順に難易度が上がるので、様子をみながら順番に取り組んでみてください。
①カップハンズでエクステンドチャイルドポーズ
やり方
両手はカップハンズにし、お尻をかかとに下ろし腕は前に伸ばす。
②カップハンズで四つん這い
やり方
四つん這いになったら、両手をカップハンズにする。
③カップハンズでキャットカウ
やり方
②のカップハンズポーズ・四つん這いのまま、背中を丸めたり反らせたりする。
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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