【太ももとお尻の境目がくっきりに】これだけすればOK!ちょっぴりハードなヒップアップ運動

 【太ももとお尻の境目がくっきりに】これだけすればOK!ちょっぴりハードなヒップアップ運動
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鏡で後ろ姿を見たとき、太ももとお尻の境目が消えていてがっかり…なんて思ったことはありませんか? これはお尻や脚の筋肉の衰えが原因。鍛えるべき筋肉や効果的なトレーニングをご紹介します。

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垂れ尻になる原因

【運動不足】

運動不足でお尻の皮下脂肪が増えると、その重みによってお尻が垂れ下がります。お尻がたるむことで骨盤が後ろに傾きやすくなり、さらに垂れ尻になってしまうので注意が必要です。

【姿勢不良】

足を組む、背もたれに深くもたれかかるなど偏った座り方は、お尻の形が崩れて垂れ尻になる原因に。猫背などの姿勢不良も、お腹の筋肉が緩み腹圧が弱くなるため、お尻の垂れにつながります。

【骨盤のゆがみ】

骨盤がゆがむと骨盤周りの筋肉が緩むため、お尻の脂肪を支えられなくなり垂れてしまいます。

太ももとお尻の境目がない人が鍛えるべき筋肉

【大臀筋】

太ももとお尻の筋肉は日常生活だけでは鍛えにくい部位でもあるため、日頃から運動習慣をつけて意識して鍛える必要があります。お尻には臀筋群という「大臀筋」「中臀筋」「小臀筋」「梨状筋」といったさまざまな筋肉が集まっていますが、中でも大臀筋は、お尻を覆うようについている大きな筋肉。大臀筋を鍛えることでお尻全体が引き上がり垂れ尻が予防できます。

【内転筋】

内転筋は、脚の付け根から内ももにかけてついている筋肉。脚を閉じるときに使う筋肉で、座っているときに脚が開いてしまう人は内転筋が弱くなっている可能性があります。内転筋を鍛えることは、内ももの引き締めにつながります。また、股関節や骨盤が安定するため骨盤のゆがみ改善にも効果的です。

【ハムストリング】

ハムストリングとは、脚の付け根から太もものうらにある「半膜様筋」「半腱様筋」「大腿二頭筋」と3つの筋肉の総称です。ハムストリングを鍛えると、お尻が引き上げられて太ももとお尻の境目ができるため、後ろ姿がきれいに見え脚長効果も期待できます。

太ももとお尻の境目を作る!ちょいキツトレーニング

⒈よつんばいから左膝を曲げたまま真横に開き、円を描くように股関節を大きく回す。外回し、内回し5回ずつ行い、反対脚も行う。

ヒップアップトレーニング
Photo by Emiko Hirukawa

2.よつんばいに戻りひじを床につき、左脚を後ろに伸ばし上げ下げをする。お尻の筋肉を意識して20回繰り返す。脚を入れ替え、反対側も行う。 

ヒップアップトレーニング
Photo by Emiko Hirukawa
ヒップアップトレーニング
Photo by Emiko Hirukawa

⒊うつ伏せになり、手を重ねてその上にあごを乗せる。両脚を閉じてまっすぐ伸ばし、膝を曲げかかとをお尻に引き寄せる。もも裏の筋肉を意識しながら、この動きをゆっくり20回繰り返す。

ハムストリング
Photo by Emiko Hirukawa
ハムストリング
Photo by Emiko Hirukawa

※動画で動きを確認したい方はこちら

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ひるかわえみこ

ひるかわえみこ

劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。



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ハムストリング
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