【太くて短い首】3つのズレと3つの意識で改善!細長いスッキリ首になれる万能ストレッチ

 【太くて短い首】3つのズレと3つの意識で改善!細長いスッキリ首になれる万能ストレッチ
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miyuki
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2023-06-21

太ってないのに以前に比べて首の太さや長さが気になり出している方も多いと思います。肩こりと首の太さの要因は、3つのズレと3つの無意識な悪習慣から起こしてしまっているかもしれません。肩こりで悩む現代人に当てはまる事の多い6つを見直してスッキリ首に導くストレッチのご紹介です。

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首が太くなりやすい、3つの「無意識な悪習慣」とは?

骨と筋肉からなる体は、土台の骨格がずれると筋肉も本来の位置に定まらなくなり、見た目に変化が出ることも。土台となる骨格を支えているインナーマッスルが弱ると姿勢の崩れが起き、そこから無意識で3つの悪習慣が併発しやすくなります。その3つとは…

①猫背、骨盤の歪み
②呼吸が浅くなる
③舌の位置や顎のズレ

です。

①や②はインナーマッスル低下から想像がつきやすいですが、③はいかがでしょうか?体の筋肉の中で唯一ぶら下がっている筋肉が舌ですが、舌を上顎に軽くつけている時と下の歯近くに置いておくだけで顎の力の入り方が変わり、首の筋肉の入り方も変わってきます。①や②の状態はお腹に力が入りにくくなるため、無意識のうちに歯の噛みしめが強くなり、いきみ首や食い縛り筋肉が過剰に使われて首が張ってしまっているかもしれません。

3つのズレが首の肥大化を促進させる?

姿勢が変わると首の負担が増えて太さが変わりやすいという事を確認しましたが、その時に3つの悪習慣にプラスして3つのズレが起こりやすくなります。それは鎖骨と肩甲骨、首の位置のズレです。

鎖骨は肩関節に向かって真っ直ぐが望ましいラインですが、撫で肩の人は鎖骨が下がりやすくなり、怒り肩の人は鎖骨が上がりやすくなっています。そこで負担がかかりやすくなるのが、僧帽筋と肩甲拳筋。これにより、猫背で肩甲骨が開き首は前へ押し出されやすくなります。

鎖骨のラインが真っ直ぐであっても、猫背は肩甲骨が開き鎖骨周りの筋肉を使わなくったり、首の位置が前へズレて肩甲拳筋が正しい位置で使われなくなってしまいます。肩甲拳筋は僧帽筋上部繊維の内側にあり、首から肩甲骨を繋いでいるため、肩甲拳筋がお休みすると肩甲骨の動きが制御されます。そこでアウターマッスルの僧帽筋に大きく負担がかかってきます。体を大きくするアウターマッスルに負担をかけ続けて疲労物質を溜め込み僧帽筋上部繊維に負担が大きくなり、筋肉が張って太い首になってしまうのです。

肩甲挙筋
photo by イラストAC


アウターマッスルだけでなく、首周辺のインナーマッスルまで届きほぐせるストレッチをして、姿勢や腹部の筋力UPをプラスαする事で首の太さは変わりやすくなります。座ったまま固まった肩甲骨を動かしながら首周りもほぐせる首スッキリストレッチのご紹介です。ポイントは首と肩甲骨を同時に動かすことです。

肩甲骨を動かしながら首まわりも解せるストレッチ

Step1
楽な姿勢で床や椅子に座ったら、右手の指で前から左側の首を触ります。
首の骨の左側を人差し指かは薬指の力の入りやすい三本で軽く指圧します。

首ほぐし
photo by miyuki


Step2
右手で左の首を押したまま姿勢を正して頭を前、下を通って横(右耳が右肩の方へ)、右向きとそれぞれ3秒ずつ止まり3段階の場所を通り正面へ顔を戻します。
これを逆側も同じことを繰り返しましょう。

首ほぐし
photo by miyuki

動画で確認されたい方はこちらから↓

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。



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