股関節の硬さ解消とお腹ヤセが同時に叶う?【夏に間に合う】ちょいキツトレーニング
ヨガジャーナルオンラインの記事でも注目度が高い股関節。そして今の時期気になるお腹まわり。このふたつを同時に解決できたら最高なのに…と思っていませんか。実現できちゃうトレーニングをご紹介します。
股関節の硬さはなぜ起きる?
ヨガジャーナルオンラインでも人気の股関節関連の記事。実際に筆者が担当するレッスンでも、股関節に関する質問やポーズを教えてほしいという声はよく聞きます。なぜこんなにも多くのかたが気になるのか。股関節が硬いことによって、歩くときに違和感があったり、詰まりを感じやすくなる、股関節を使うヨガポーズが苦手といったように、普段の生活からも変化を感じやすいと言えるでしょう。硬くなってしまう原因のひとつとして、多くのかたに当てはまる座りっぱなし姿勢が考えられます。同じ姿勢が続くことによって下半身の筋肉たちが凝り固まってしまい、動かせる範囲がどんどん狭くなってしまうのです。これによって、股関節の動きも本来より狭まってしまうのです。この状態が続くと、リンパの流れが悪くなって老廃物が溜まりやすくなる、疲れが抜けない取れない、代謝が下がって痩せにくくなるといったことも起きやすくなるのです。
お腹はなぜすぐプヨっとしちゃうの?
次にお腹まわりに関して。夏目前になると気になるかたが増えるお腹のプヨプヨ。デニムの上に余ったお肉が乗っちゃう。ウエストがきつい。ウエストインスタイルをしたくてもできない。こんな悩みを抱えているかたも多いかもしれません。原因のひとつは筋力の低下です。私たちの体はたくさんの筋肉から成り立っていますが、運動をしないとどんどん筋肉量は落ちていきます。約48日間何も運動をしないと筋力は落ちると言われているため、冬の間寒くてついぬくぬくしてばかりだった、運動から遠ざかっていたというかたは、今お腹の筋肉が落ちている可能性がとても高いです。
ちょいキツトレーニングで股関節とお腹を同時にアプローチしよう
それぞれ異なる部位ですが、今回は一気にアプローチしていきます。これなら忙しい人や速攻でどうにかしたいというかたにもオススメですよ。早速始めていきましょう。
やり方:
1.プランクポーズになります。肩の下に手首を置いたところから手のひら1枚分前に移動させます。かかとはマットに垂直になるくらい後ろに引きましょう。プランクポーズがきちんと取れているかどうかがまずはポイントのひとつです。
2.吐く息で右脚を右手小指側に置きます。届かない場合は行けるところまででOK。吸う息で元のプランクポーズに戻ります。お尻が上がりやすいので上がらない意識を持ってください。
3.まずは5回行いましょう。反対側も同様に行います。もう少しいけそうなかたは回数を増やして調整してください。ただ、常にプランクポーズの形が崩れていないかどうか気にしてくださいね。
夏に間に合わせるには少しキツイトレーニングが必要かも
正直なことをお伝えすると、筋力はやってすぐつくものではありません。早くても約2ヵ月はかかると言われています。それでは遅い!というかたは、今回のようなちょっとキツイトレーニングを行うことをオススメします。最初は回数が少なくても、だんだん慣れてくると回数を増やせていくはずです。ぜひ頑張って続けてみてくださいね。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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