しばらく排便がない&排便しても残便感がある時に!お腹スッキリストレッチ【便秘気味の人、必見】
今回紹介するエクササイズは便秘気味でお腹がスッキリしない時におすすめ!伸び・ねじり+呼吸で排便を促す簡単なストレッチをご紹介します。
お腹の不快感「便秘」に悩んでいませんか?
私たちにとってごく身近な健康問題、便秘。スムーズな排便がなかったり、排便後のスッキリ感がないと不快に感じますよね。
では、何日排便がないと便秘なのでしょうか? 一般的には3日以上排便がないこと=便秘だといわれていますが、実は便秘にはこれといった定義はないのだそう。
つまり、便秘かどうかのボーダーラインは本人がお腹の状態をどう感じているかがチェックポイントの一つということ。例えば、1~2日排便がないと不快に感じる方もいれば、もう少し長く排便がない日が続いてもさほど気にならない方がいたりとお腹のスッキリ感には個人差がありますよ。
また、毎日排便があっても残便感があれば便秘といえるし、反対に毎日排便がなくても便を出したときにスッキリ感があれば便秘ではないということもできるでしょう。
とはいえ、便が長い間腸内に留まっていると、腹痛や食欲不振、お腹のハリ、おならがよく出る、肌荒れ、むくみなどさまざまな不調の原因にもなるため、軽視することはできません。
そこで今回ご紹介するのは、排便を促すお腹まわりのストレッチ。柔軟性を必要としないので、体が硬いと思っている方でも取り入れやすい2つのストレッチをピックアップしています。お腹の不快感に悩んでいる方はぜひ試してみてください。
お腹スッキリ! 排便を促すストレッチ2つ
ストレッチ1:お腹を左右にねじるストレッチ
<やり方>
1)正座から左足をうしろに伸ばします。右のかかとは恥骨に引き寄せ、左足は甲を寝かせてまっすぐうしろに伸ばして。頭頂~背中、腰はできるだけ丸まらない、もしくは反らないようにスッと長く姿勢を保ちましょう。
2)両手の指先を少しずつ前に歩かせ、右ひざよりも前につきます。ひじは伸ばしたまま姿勢がツラくないところまで手の指先を歩かせ、上体を軽く前傾させましょう。お腹が縦に軽く伸びている感じがすればOK。目線は正面に向けます。
3)息を吐きながら上体を右にねじります。おヘソのあたりからねじり、胸や顔だけが右に向かないように意識しましょう。呼吸を5~10回ほど繰り返します。
4)正座に戻り、足を入れ替えたら反対側も同様に行います。上体をねじっている間は息を吸いながらお腹を膨らませる~息を吐きながら薄くへこませる呼吸で、内臓のマッサージもできるとなおGood!
ストレッチ2:ひざ立ちでおこなうストレッチ
<やり方>
1)ひざ立ちになります。足は腰幅程度に開き、つま先を立てましょう。手はお尻に添え、指先を下に向けます。
2)息を吐きながら上体を後ろに倒します。ポイントは、後屈を深めることではなくおヘソを中心に腹部を前に突き出すこと。それに加えて、ストレッチ1と同様に息を吸う時にお腹を膨らませる、息を吐く時に薄くへこませる呼吸を行いましょう。左右の肩甲骨を中央に寄せ、胸を開いて行うと◎。呼吸を5~10回ほど繰り返します。
3)余裕がある場合は、おヘソを右・左に突き出してもOK。お腹まわりの心地よい伸び・ねじりを感じながら、呼吸を各5~10回ほど繰り返します。
ポイントは、お腹の伸ばしたりねじったりする時に呼吸を意識すること。お腹を動かす呼吸をすると、内臓へも刺激が伝わり緩やかなマッサージ効果に期待することができます。ぜひ、参考にしてみてください。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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