運動が苦手な人こそやってみて!【じわじわ効かせる】疲れにくい体になれる簡単〈体幹トレーニング〉

 運動が苦手な人こそやってみて!【じわじわ効かせる】疲れにくい体になれる簡単〈体幹トレーニング〉
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年齢とともに体力・筋力・気力が落ちていくのを感じている、体を動かした方が良いと頭では分かっているけれど、運動不足だし苦手だし…と体が動かない悪循環に陥っていませんか?今回はそんな方におすすめしたい、優しいけど少しずつ効かせる体幹トレーニングをご紹介。姿勢を整え、姿勢の悪さからくる不調を防ぎましょう!

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体幹が弱くなるとどんな影響が?体幹を鍛えるメリット

体幹は頭・腕・脚を除く胴体部分で、腹筋だけでなく背筋も含まれます。体の広い範囲を占めているので、体幹が弱いと姿勢に影響が出てしまい、姿勢の悪さは見た目が悪くなるだけではなく、体の不調にもつながります。体の一部に負担がかかって肩こりや腰痛を引き起こしたり、そこから疲れやなんとなく不調を感じることも。

姿勢
Illustration by illust AC

体幹を鍛えることでこうした不調をできるだけ予防・解消していきたいですね。今回は運動に苦手意識を持っている人でも始めやすい、優しいやり方をご紹介しますので少しずつ体幹を目覚めさせていきましょう。

プランク

体幹トレーニングでおなじみとも言えるプランクですが、 慣れないうちは腕の力だけで体を支えようとしてしまい、体幹を鍛えるところまで辿り着かないことがあります。膝を下ろした負荷を減らした方法から始めてみましょう。

<やり方>

プランク
Photo by Kayoko Yoshida

1)四つ這いになり、片脚を後ろにまっすぐ伸ばしてつま先を立てたところから膝を床に下ろす。 もう片方の膝も同じ位置につく(両脚をまっすぐ伸ばしたプランクからそのまま真下に膝を下ろして床につけた状態)

プランク
息を止めないように気をつけて / Photo by Kayoko Yoshida

2)両膝と両脚を中央で揃え、つま先を床から少しだけ持ち上げ、両手でしっかり床を押しつつ、腕だけに頼りすぎず体幹も意識して体を支える。5呼吸前後を目安にキープ。

バードドッグ(四つ這いのバランスポーズ)

四つ這いから片脚と片腕をあげてバランスを保つポーズも、いきなり完成形を目指さずに負荷を減らすことをおすすめします。あまり動いていないように見えても、体をしっかり使うことができます。

<やり方>

バードドッグ
Photo by Kayoko Yoshida

1)四つ這いになり、右脚を後ろにまっすぐ伸ばしてつま先を床につける

バード
お腹が下がらないように注意 / Photo by Kayoko Yoshida

2)両手でしっかりと床を押して、お腹を引き締めたまま、右のつま先を少し床から浮かせる。このときに左右の手に均等に体重を乗せ続ける(右足を上げた時は左手に体重がかかりやすくなる)

3)両手に均等に体重をかけられるところまで足を上げて、そこで体勢をキープして5呼吸前後続ける。お腹が下がって腰が反れないように腹筋と背筋の両方を意識する。呼吸が止まったり、一定のペースを保てなくなったら、ゆっくりと呼吸を続けられるところまで足を下げる

4)反対の脚も同様に行う

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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バード