もやしの栄養素を最大限に活かす食材の組み合わせとは?管理栄養士がおすすめしたい食べ方3つ+レシピ

 もやしの栄養素を最大限に活かす食材の組み合わせとは?管理栄養士がおすすめしたい食べ方3つ+レシピ

もやしは弱々しい見た目とは違いビタミンや食物繊維など私達の生活で不足しがちな栄養素を多く含んでいます。そしてカロリーも低く体重のコントロールや生活習慣病の予防にピッタリの野菜です。 そんな魅力たっぷりのもやしの栄養を効率よくたべる組み合わせをお伝えします。

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栄養素を最大限に活かす食材の組み合わせは?

もやし×鮭

もやしにはカルシウムがしっかり含まれています。
鮭がもやしの組み合わせとしてよい理由は、

鮭の中にはカルシウムの吸収を促進して骨丈夫にする栄養素である、
「ビタミンD」が多く含まれているからです。

ビタミンDが多く含まれる食材は干しいたけ・さんま・いわし・など、きのこ類や魚類が多いです。子供から大人までカルシウムはミネラルの中でも日本の食事ではとりにくい栄養素の1つですので、このような食材と組み合わせ、しっかりもやしの中に含まれるカルシウムを活用し長く動ける体作りに必要な骨を作りましょう。

もやし×豚肉

もやしには疲労回復効果のあるアスパラギン酸が豊富です。
豚肉にも同じく疲労回復効果のあるビタミンB1が多く含まれています。
両方の食材から栄養素を摂ることで、より効果を高めてくれます。

またビタミンB1はしっかり身体に取り入れることで、疲れにくい体を作りつつ、エネルギーを作りだすサポートをする栄養成分でもあるため、若々しい体作りには欠かせない組み合わせです。

もやし×水

もやしの中にはカリウムという、むくみや高血圧予防をする栄養素も豊富です。
カリウムは水分に溶けやすいという特徴があります。
茹でで食べる事も多いと思いますが、栄養素を効率的に摂取する事を優先して考えると、野菜スープやあんかけの具材としてもやしを食べることでカリウムを残す事なく食べることができます。

食材イメージ
Photo by Sumie

管理栄養士おすすめ!忙しくても10分で栄養満点レシピ

【ホイルで鮭のちゃんちゃん焼き風】

食材(2名分)
・生鮭切り身.....2枚
・もやし.....100g
・必要であればその他野菜(きのこ類・玉葱など)

★味付け
・味噌.....大さじ2
・砂糖.....大さじ1
・酒.....大さじ1
・みりん.....大さじ1
・無塩バター.....20g

①アルミホイルを大きめにカットします。
②味噌・砂糖・酒・みりんはあらかじめ混ぜておきます。
③もやし・鮭の順で並べて、合わせておいた調味料をかけ、最後にバターをのせます。
④アルミホイルに蓋をして、フライパンに並べて約10分しっかり火を通しましょう。

料理イメージ
Photo by Canva

まとめ

もやしは癖もなくいろいろな料理にアレンジしやすいため、
日々の料理の中でちょっとした食材の組み合わせを意識するだけで効率よく栄養を取り入れることができる事がわかりましたね。
是非、こちらの組み合わせを利用してもやしの栄養素を最大限に活用していきましょう。

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AUTHOR

竹内寿美恵

竹内寿美恵

保育園栄養士、スポーツ栄養士、国立病院にて臨床栄養を経験。さまざまな経験を積む中で、ストレスの軽減をし、心身共に幸せな生き方をしたいと心に決める。 そのために『食×栄養×ヨガ』を組み合わせたホリスティックな知識をより深く学ぼうとインドネシア、バリ島にてベジタリアン、ヴィーガン、ローフード、ヨガ栄養学の留学をする。 現在は栄養カウンセリング、ヨガインストラクターなどフリーランスの管理栄養士として活動。



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