気になる太ももの外側のハリに!【脚を組んで倒すだけ】出っ張りを引っ込ませる簡単ストレッチ
デニムを履く時などに気になる太ももの付け根の張り…。なかなか痩せない外もものハリは股関節の歪みが原因かもしれません。今回はその歪みを整える簡単ストレッチをご紹介します。
太ももの横がでっぱる理由
なかなか痩せない太ももの外側は、股関節の歪みが原因かもしれません。
股関節は付け根が球体状になっており、その球体が骨盤にはまることで色々な動きができるようになっています。この球体のすぐ近くにある、脚の付け根を外側から押した時に触れる骨を大転子といいます。この大転子が骨盤や筋肉の歪みなどが原因で正しい位置にないと太ももが太く見えてしまうのです。
この大転子を触りながらわざと内股にしてみると、内股にすればするほど股関節が内側に回転(内旋)し、骨が外に出っ張ってくるのが分かると思います。つまり、股関節の内旋の状況や姿勢が続くのが大転子出っ張りの原因です。
これを解消するには、内旋により強張った筋肉をほぐす必要があります。大転子は中臀筋など股関節を起点にして、脚を外側に開く動き(外転)に関わる筋肉に付着しているので、この筋肉を伸ばすことで歪みが整えられて外側に張った太ももを細くすることができます。
普段の生活のあのクセが大転子を出っ張らせているかも
内股だと大転子が出っ張ることが分かったと思いますが「私、内股じゃないけど出っ張っている!」という方は、以下に当てはまりませんか?
● 正座を崩したお姉さん座りをよくする
お姉さん座りは膝を内側に入れる座り方なので、内股と同じ動きをしています。また片方に流す座り方は左右差を生みます。
● 脚を組む
脚を組むとそれぞれの脚が内側に向くので大転子出っ張りの原因に。また、脚を組むと骨盤が歪みやすいです。
● 反り腰
骨盤が前に傾いている反り腰は、股関節が内側に歪みやすくなります。
いかがでしたか?当てはまった方はぜひ次のストレッチに取り組んでみてください。
脚を組んで倒すだけで外ももが細くなるストレッチ
ここからは、大転子に付着している外転筋を伸ばすストレッチをお伝えします。
<やり方>
1)両脚を立てて座る
2)片方の外くるぶしを反対の膝に近い前ももに引っ掛ける
3)そのまま立てている脚を内側に倒す
4)上に乗せている方の脚で、下の膝を床に近づけて外腿、お尻辺りに伸びを感じる
5)30秒キープしたら反対も行う
さらに伸びを深めたい方は、猫背にならないように背骨をピンと伸ばし骨盤を立てる姿勢で行ったり、脚を倒した方と反対に体をツイストするなど強度を高めてもOKです。
このストレッチを行った時、思うように脚が倒れなかったり筋肉に強張りを感じた方は、このストレッチだけで太ももが痩せられる伸び代が大いにあるので、ぜひ毎日行って、脚の付け根からまっすぐで、ほっそりとした太ももを手に入れましょう!また、このストレッチは骨盤と大転子の歪みを整えるストレッチですが、脚の付け根のリンパ節にも作用するため下半身のむくみが取れるため、さらに見た目を細くしつつ、冷え性改善にもつながります。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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