【ちょっと歩いただけで脚が重くなる…】運動苦手な人でも簡単!下半身の血流を促進する「むくみとり」
気軽に出掛けられなかった数年間を経て、外出する機会が急に増えた、という人も多いのではないでしょうか。一方で、外出から帰宅すると「脚が重い」「むくんでいる」といった疲れを感じる人も多いでしょう。今回はストレッチが苦手な人でも外に出てトレーニングをする時間がない人でも続けられる、下半身の血流UPエクササイズをご紹介します。
脚がむくむのはどうして?
運動不足解消のために歩いているのに、歩き終わると脚がすっきりするどころかむくんでしまっている…と思ったことはありませんか?
それは、長時間歩くことで、重力の影響を受け、身体中の血液やリンパ液が、身体の下方に溜まってきてしまっているからなのです。例えるならば、立てたままにしているドレッシングのイメージ。重い食材部分は底の方に溜まり、オイルなどのサラサラ部分は上の方にありますよね。そしてドレッシングを使うときは、シャカシャカと振り均一に混ぜます。
身体も場合も同様です。ドレッシングをシャカシャカ振るように、自身の筋力を使って下半身の血流を促し、老廃物を排出できるように循環させることが必要なのです。
脚のむくみを放置すると冷えにもつながる
脚がむくんだままそのままにしておくと下半身太りに繋がるだけでなく、血流が悪くなることで冷えにも繋がってしまいます。さらに夏場はサンダルなどを履くことで足首を露出している時間が長く、余計に冷えてしまいます。
忙しい人こそストレッチ
ストレッチが身体にいいとは分かっていても、「お風呂上がりにやった方がいい」「座ってやった方がいい」など、いろいろなルールがある気がして結局毎日続かない、という人もいるかもしれません。
しかしストレッチは、いつやっても、どんな体勢でもOKなんです。いつしなければいけない、という決まりもないので、隙間時間や思い出したときにすればよし。時間がない場合は途中でやめてしまってもいいと思います。
そうやってほんの少しの時間でもいいので、毎日するということを続けてみてください。
どこでもできる「立ったまま」むくみとりストレッチ
テレビを見ながら、お料理をしながら、歯磨きをしながら、好きなタイミングで行ってください。
1、脚をそろえて立ち、片方の脚を後ろに引きましょう。
2、前にある方の脚の膝を、かかとの上に来るように曲げます。※膝がかかとより前に出てしまった場合は、膝を守るために、後ろの脚をもう少し引いて、脚幅の感覚を広げましょう。
3、息を吸って、前の膝を伸ばし、吐きながら曲げます。
むくみ解消ポイント:後ろ脚のふくらはぎが使われているか。ふくらはぎが伸びているのを意識して行いましょう。
4、息を吸って、前の膝を伸ばし、吐きながら身体を前に倒していきます。背中が丸まらないところでストップしましょう。
むくみ解消ポイント:前脚の膝裏が伸びているのを感じながら行いましょう。
5、余裕があれば、前の脚のつま先を上げてみて下さい。よりストレッチが効いてきますよ。
動画で確認したい人はコチラ
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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