「妊婦に間違われた…」下腹ぽっこりの人はトイレで○○してる?今すぐやめるべき3つの習慣
食事に気をつけても筋トレしても下腹はぽっこりしたまま…なんて方はいませんか?もしかしたらその原因はトイレで○○をしているからかも?まずはご自身の習慣を振り返り、下腹ぽっこりの原因となる行動を手放すことから始めましょう。
下腹ぽっこりの原因は「トイレで○○」
せっかく頑張ってダイエットしても下腹ぽっこりが改善しない…。そんな方はぜひ毎日の習慣を振り返ってみてください。無意識に行っている小さな習慣も繰り返せば繰り返すほど体に影響を及ぼします。
では、下腹ぽっこりの原因となるのは、いったいどんな習慣なのでしょうか?
トイレで強くいきんでいる
まずチェックして欲しい習慣は「トイレで強くいきんでいないか?」ということ。
例えば「便秘気味の時にお腹にグッと力を入れて腹圧をかけ、便を押し出そうとする」「急いでトイレから出なくちゃいけなくて、お腹の力で押し出すように尿を出している」こんな時に強いいきみが生じています。
「私はそんなことやってないよ」という方もつい腹圧をかけて用を足していないか、よく観察してみてください。
習慣的な「いきみ」はマイナートラブルの原因に
もし、トイレに行く度に強くいきんでいるとしたら、骨盤下の筋肉「骨盤底筋(こつばんていきん)」に負担がかかってきます。骨盤底筋は様々な筋肉が組み合わさり、内臓のサポートや排泄のコントロールを行っていますが、強いいきみによりダメージが積み重なると、その働きが弱くなってしまうことが考えられます。
つまり、毎日トイレで強くいきむ習慣があると、内臓が下がり下腹ぽっこりに…。さらには尿漏れや便漏れ、はたまた骨盤臓器脱(内臓が下がり膣口から出てくる)といった骨盤まわりのトラブルが起きる可能性もあるのです。
特に気をつけてほしいのは産後のママさん、そして更年期の方。どちらの場合も骨盤底筋の筋力が落ち内臓が下がってきやすいので、より注意が必要です。私自身、以前トイレでいきむ癖があり下腹がぽっこり…。出産後なのに「ご妊娠中ですか?」と聞かれたこともありました。
ぽっこり下腹を卒業!今すぐやめるべき3つ習慣
骨盤下の筋肉「骨盤底筋」の動きが弱まらないために、ぽっこりお腹を卒業するために今すぐやめるべき習慣についてお伝えします。どれもトイレでの強いいきみを引き起こしたり内臓が下がりやすくなったりしてしまうので、もし当てはまることがあったら改善していきましょう。
1)運動不足
一日中同じ姿勢で過ごす毎日。そして特に運動もしていない…となると、内臓を支える骨盤底筋やお腹の内側の筋肉(インナーマッスル)の働きが弱くなっていることが考えられます。まずは隙間時間に少しでも体を動かすよう意識することから始めてみましょう。内臓の位置を戻していくためにはヨガのダウンドッグや橋のポーズ、支えのある肩立ちのポーズなどがお勧めです。
2)トイレを我慢する・急ぐ
仕事や子育てに追われ自分のことが二の次三の次になり「トイレに行きたいな」と感じてもつい我慢していませんか?特に便意を我慢し続けていると感覚が鈍くなり、便秘になってしまうことも。また、急いでトイレを終わらせようとするとどうしてもグッといきんでしまいがちです。ふーっとひと息つくつもりでちょっと余裕を持ったトイレタイムを取るようにしてみましょう。
3)慢性的な便秘
「便が硬くて、いつもなかなか出てこない…」そんな慢性的な便秘になるとやはり強くいきむことが増えてしまいます。便秘の理由は様々なことが可能性が考えられます。生活リズムや運動・食事の見直し、そしてストレスがかかり過ぎていないか。
今回の記事がご自身の生活習慣を振り返るきっかけになったら嬉しく思います。理想は力まずにスルリと排便できること。洋式トイレの場合、上体を軽く前に倒すと流れがスムーズになりますよ。
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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