連載|「食」から見るインド旅行記(4)ポンディシェリ編:「インドの中のフランス」

 連載|「食」から見るインド旅行記(4)ポンディシェリ編:「インドの中のフランス」
Photo by Yuko Hara
Yuko Hara
Yuko Hara
2018-07-14
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シタ・カルチュラル・センターでクッキングクラス

インド
SITA・Cultural・Center外観。格子が可愛い。

ポンディシェリでは、SITA・Cultural・Centerのクッキングクラスにも参加。日本で事前に調べ、プライベートのレッスンを予約しておいた。WEBからフォームに記入し、申し込みをするとすぐに返信が返ってきた。

ホテルから歩いて10分程。シタ・カルチュラル・センターに到着。先生との挨拶とメニューの軽い打ち合わせが済んだら、早速一緒にオートで買い出しへ。

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様々な魚を売る女性達。市場は売るものによってセクションが分かれている。

ちょっと奥まったところにあるマニアックな市場へ到着。観光客の姿はゼロ(笑)。魚売り場の奥に野菜などを売る場所、そしてその奥にココナッツやタマリンド、スパイス、バナナの葉など、それぞれ食材を売るお店が軒を連ねる。
 

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買い物をする先生。こちらは香菜とカレーリーフ屋さん

先生は各店で買い物をしていく。意外に少量でも売ってくれることに少しビックリ。サンバルに使う豆なども、一回分だけ買っていた。

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教室の様子。この部屋の外側に、コンロのある調理スペースがある

教室に戻り、早速切り物。冷房がなく、暑い....。以前のケララ旅行の時も滝汗でレッスンを受けたのを思い出した。

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ミーン・コロンブの調理過程。カレーリーフを入れたらすぐに1歩下がって!と先生。そう、すごいハネます 笑

レシピは後日メールでくれるとのことで、調理は口頭の説明でどんどん進んでいく。私は終始メモ取りにいそしみ、炒めなどの工程はほぼ連れの友人にお願いした。先生の英語はわかりやすく、聞き取れなかったところもちゃんと言い直してくれたりと、とても親切だった。

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完成したら、先生と一緒にお庭で試食タイム!

左がオクラのヨーグルトカレー、ライスにかかっているのがサンバル、タマリンドの酸味が効いた魚のカレー、ミーン・コロンブ、トマトのライタ。魚は、ティラピアの仲間。先生が市場で選んだ時は「え!それ??」と内心思ったが(笑)、非常に身が柔らかく、美味しい魚だった。料理自体の基本は、今まで私が勉強してきたことだったが、細かい材料の違いや火の入れ方など、とても参考になったし、楽しかった。そしてもちろん美味しかった!


買い出しから試食終了まで3時間。1人1,200ルピー(約1,940円)。チェンナイの料理教室はレッスン代が高いところが多く、結局ここに決めたが、良い選択だったと思う。日本人は初めて、とセンターの人に言われた。こちらのカルチャーセンターは、南インドの文化を体験することができる施設。インド武術のカラリパヤット、ヨガ、音楽、マッサージやボディペイントなども体験することができる。ヨガのクラスは、ハタヨガスタイルのシヴァナンダヨガのレッスンを受けることができるとのこと。きちんとした施設なのでおすすめしたい。約束のレシピも後日送られてきた。

長くなったポンディシェリ編だが、次回は観光地で有名なマハバリプラム をリポート。
お楽しみに。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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