座る時間が長い人&運動不足の人必見|硬いお尻&つまり感のある股関節を座ったままストレッチする方法
![座る時間が長い人&運動不足の人必見|硬いお尻&つまり感のある股関節を座ったままストレッチする方法]( https://images.yogajournal.jp/article/154422/w0LG6Udu6NM9FmLJvaMzzzeV7Bg1gD5kU9oF7BkD.jpeg )
![吉田加代子さん](https://images.yogajournal.jp/writer/WOYKa7h5v64QZeyTl1QIo5byheUnzjHkuzLq7GQw.jpeg)
「お尻が凝り固まっている…」「股関節の動きが鈍くつまった感じがする…」こんな不調を感じている人は多いのではないでしょうか?今回はお尻と股関節、2つの不調をまとめて解消できるストレッチ法をご紹介します。
お尻の筋肉と股関節の動きの関係
お尻の筋肉(大臀筋、中臀筋、小臀筋)は股関節を動かす働きをしているので、硬くなると股関節の動きに影響が出てスムーズに動かない、つまり感があるなどを感じやすくなります。
長い時間座り続けてお尻が圧迫されたり運動不足で動きが少なくなると、筋肉の血流が滞り冷えて硬くなるので、お尻の硬さをやわらげながら少しずつ股関節のつまり感も解消していきましょう。
![お尻の筋肉](https://images.yogajournal.jp/article/153378/7ubzWvTPFaRBulLaXZ6cFpoFBqjVLTk8BHFdURAB.png)
お尻と股関節に効く!座ったままでできる簡単ストレッチ
股関節のためのストレッチと聞くと「体が硬いから」と苦手意識を持ちやすいかもしれませんが、今回のストレッチは強度調節が簡単にできるので安心してください!
<やり方>
![figure4ストレッチ](https://images.yogajournal.jp/article/153360/zGc3tX5RqCajqpOT5NvB3B22qv9UiuslTmVS5u2E.png)
1)両膝を立てて座り両手を後ろにつく。右足を持ち上げて膝を曲げ、足首を左の太ももの上に乗せる
2)下ろしている左足を前後に動かして、お尻の伸び具合と股関節の開き具合を調節する。左足が前に行けば強度はやわらぎ、かかとを引き寄せると強度がアップするので、無理なくちょうど良く感じるところを見つける
3)上半身が後ろに傾くのを避けるため、後ろについた手は指先を正面に向け、指先が軽く床に触れる程度に。背中が丸まらないように気をつけて目線を正面に向ける
4)曲げた膝をできる範囲で少し前に押し出して胸から遠ざける。右のお尻の伸びや股関節の開き具合を感じながら数回呼吸を続ける。息を吐きながらお尻と股関節がゆるんでいくようなつもりで
![figure4ストレッチ](https://images.yogajournal.jp/article/153363/j8kAXqNuwmTQweeRw0sr4O3Q9Otgnsfc5TnOJV3D.png)
5)もう少し頑張れそうな場合は、上半身をほんの少し前に傾けてお腹を太ももに近づける
6)終わったら右足を下ろして両脚をまっすぐ前に伸ばしてゆるめ、左側も同様に行う
![figure4ストレッチNG](https://images.yogajournal.jp/article/153367/5FmIZIGEiYVxrwADQMe0NkhODs5vIrS6aThGjzwp.png)
NG例:後ろについた手のひらに体重を乗せて体が後ろに傾き、肩が上がって耳に近づいている
AUTHOR
![吉田加代子さん](https://images.yogajournal.jp/writer/WOYKa7h5v64QZeyTl1QIo5byheUnzjHkuzLq7GQw.jpeg)
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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