【ろっ骨パッカーンを改善】開いたろっ骨を締め、くびれをつくる「背面エクササイズ」
ろっ骨の位置がずれると上半身がゆがみ、さらに下半身もゆがみ、不調を招いたり太りやすい体質になるなど…サビついたカラダになってしまいます。 『息するたびにキレイやせ!ブレストレッチ 吸って吐いてカラダのサビとり!』(KADOKAWA)より、今のあなたの肋骨の状態のチェック法と、ろっ骨を締め、くびれをつくる「背面のエクササイズ」を紹介。ろっ骨が開いている人は、今すぐ試してみて。
あなたはどっち?サビつきボディを知る2つのろっ骨ぱっかーん!
猫背
上半身にボリュームがつきやすい!
デコルテがそげたように落ち、ろっ骨が下にゆがみ、横に開ききった状態の“猫背ろっ骨ぱっかーん”。首が前に傾いて、肩が内側に巻き、背中にお肉がつきやすい状態です。また、骨盤が前にスライドしていることで、下腹がぽっこり出やすくなります。
反り腰
下半身だけズッシリして見えちゃう!
ろっ骨が前にせり出した状態の“反り腰ろっ骨ぱっかーん”。バランスをとろうとして骨盤が前傾することで太ももの骨が内向きになり、前ももがパンパンになります。上半身は華奢なのに、下半身だけが太くなるという洋梨体型です。
ろっ骨のサビつきをチェック!
私たちの体の土台は骨格であり、その中でも、ろっ骨は重要な部分。ろっ骨の位置がずれると上半身がゆがみ、さらに下半身もゆがみます。まずは自分のろっ骨の状態を知りましょう。
Check ろっ骨の開き具合をスマホでチェック
<方法>まっすぐ立ち、スマホの角の部分を、みぞおちあたりにあてる。
ろっ骨の左右の開きが90度以上→ろっ骨ぱっかーん!
ろっ骨の左右の開きが90度未満 →やせやすい体!
Check ろっ骨の位置を鏡でチェック
<方法>鏡の前で横向きにまっすぐ立ち、ろっ骨と骨盤の位置を確認する。
ろっ骨と骨盤の位置がずれている→ろっ骨ぱっかーん!
ろっ骨と骨盤の位置がまっすぐ→やせやすい体!
ろっ骨を締め、くびれをつくる「背面のエクササイズ」
筋トレやヒップアップ目的のイメージが強いヒップリフトですが、ろっ骨を締めるのにとても優秀なエクササイズ。背骨を1個ずつ動かすような感覚でていねいに行いましょう。
1. あおむけの姿勢になる。両手は体の横に置く。
2. 息を吸い、吐きながら、骨盤をまるめて、尾骨から順番に、背骨を床から離していく。吸う 5秒/吐く 5秒。
3. お尻を持ち上げたら、肩からひざが一直線になるようにし、5秒息を止める。さらに息を吸って、背中に息を入れ、吐く息で、2とは逆の順に背中を下ろしていく。 2、3を繰り返す。止める 5秒/吸う 5秒/吐く 5秒。
伸びしろポイント:お尻を持ち上げるときに腰が反ってしまう人は、背中と前ももがサビています。
この本の著者/Yori
ボディメイクスタジオRe-bone代表兼トレーナー。CAとして働くも不規則な生活から心身のバランスを崩し挫折を経験。その後女性の健康に纏わる仕事がしたいと、トレーナーに転身。筋トレやピラティス、整体などのメソッドに触れながら自身が"The運動音痴"だったことから、どんなに身体が硬く、運動嫌いな方でも身体の変化を感じることができるコンディショニングをベースにしたボディメイクメソッドを考案。自身の経験を元に、身体作りを通して、心と身体の健康の大切さを発信している。
AUTHOR
ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
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