【ラップの芯でお腹痩せ?】お腹まわりの浮き輪肉に!コロコロほぐすだけの簡単リリース
年々分厚くなっていくお腹と腰まわりのお肉。頑固な浮き輪肉をどうにかして、ぽっこりお腹も解消したいし綺麗なくびれも欲しい!でも、きつい運動はしたくないあなたにオススメのリリースがあります。
ぽっこりお腹もくびれのないウエストラインも、重力に身体が負けて上半身がずどんと下に沈んでしまい肋骨と骨盤の距離が近くなっていることが大きな原因の一つです。するとお腹から腰にかけてお肉がたまり、浮き輪肉ができてしまいます。
肋骨と骨盤の距離が離れて縦に伸びていけば広がったお腹がスッキリしていきますが、普段の姿勢の悪さから、そもそも伸びにくくなっている人がとても多いです。まずは、伸びにくい状態になっている筋肉をほぐしてあげて、動かせる身体を作る必要があります。コロコロするだけなのに、ほぐした後は身体がポカポカ温まります。周辺の血行も良くなり、老廃物も流れやすくなりますよ。
そして、ほぐす時には身体の前面と後面のバランスが大切です。お腹が気になるからとお腹だけ、腰肉が気になるからと腰だけにフォーカスするのではなく、前後のバランスを整えるためにもぐるりと一周ケアをしていきましょう。
タオルローラーの作り方
フォームローラーをお持ちの方はローラーで、お持ちでない方もラップの芯とバスタオルで簡単に代用品を作れます。
ラップの芯(ラップが巻かれた状態でもOK)にバスタオルを1~2枚きつく巻き、輪ゴムで数か所とめて下さい。バスタオルの枚数を変えることでタオルローラーの直径を変えられるので体格に合わせて調整してください。
ラクラクリリースのやり方
膝を立てて座った姿勢から、両膝を左に少し倒して腰の左側にローラーを当てる。左肩の下に左肘がくる位置で前腕を床におろし、縦に小さく揺れて腰をほぐす。余裕があればお尻を浮かせて圧を調整する。右腰も同様にほぐす。
うつ伏せになり、骨盤の腰骨のキワ(上側)にローラーを当てる。肩の下に肘がくる位置で前腕を床におろし、痛みがなければ両膝を床から浮かせて縦に小さく揺れてお腹の前面をほぐす。ローラーの直径に合わせて膝は床についても、両手を重ねた上におでこを乗せて身体を伏せてもOK。
右手を床について上半身を少し右側にひねり、お腹の左側にローラーを当てて小さく縦に揺れる。ローラーの直径に合わせて、左手の上におでこを乗せて身体を伏せてもOK。反対側も同様に行う。
最後に背伸びをして、お腹と腰を縦に伸ばす。
●ポイント
ローラーは絶対に肋骨に乗り上げないようにしてください。骨に当たらない場所で小さく揺れましょう。刺激が強い場合は無理に揺れずに、ローラーを当てたまま深呼吸をするのでもじゅうぶんです。
▼フォームローラーの動画はこちらからどうぞ▼
▼タオルローラーの動画はこちらからどうぞ▼
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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