しゃがむと後ろに転がる人必見!足首の詰まり解消&ふくらはぎも柔軟にする【一石二鳥のスネトレ】

 しゃがむと後ろに転がる人必見!足首の詰まり解消&ふくらはぎも柔軟にする【一石二鳥のスネトレ】
photoAC

生活様式の変化でしゃがむことがほとんどなくなり、子どもから大人まで足首が硬くなっている人が多いです。いざしゃがもうとすると後ろにコロンと転がってしまう、かかとがつかない、足首が痛い、なんてことはありませんか?

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しゃがむには足首の関節の柔軟性が欠かせない

しゃがむ動作では、股関節、膝関節、足関節を深く曲げる必要があります。特に重要なのが足首の柔軟性で、足首をしっかり曲げるにはスネの筋肉を縮める必要があります。

イラスト 足関節 背屈筋
イラストAC×Canva

足首の関節を曲げる動作を背屈と言い、これには前脛骨筋、長趾伸筋、第三腓骨筋などが関わってきます。
筋肉には縮む筋肉と拮抗する筋肉は伸びる性質があり、スネの筋肉を縮めると拮抗するふくらはぎの筋肉は伸びてくれます。つまり、スネを鍛えることで自然とふくらはぎが柔らかくなるのです。

日頃から足首を曲げる動作をしていないと、足首を曲げた時に詰まりを感じたり少しの段差でつまずきやすくなってしまいます。気軽に行える健康法であるウォーキングでも、足やヒザを痛める原因にもなりかねません。特に、ハイヒールをよく履いていた人、運動不足の人、現代の生活様式でしゃがむ動作をほとんどしていない人はスネの筋肉が弱っている可能性があります。

思い当たる節がある人は、一石二鳥のスネトレで足首の動きを良くし、ふくらはぎの筋肉も柔らかくしていきましょう。第二の心臓と呼ばれるふくらはぎがストレッチされることで、下半身の血流も良くなりますよ。

スネトレのやり方

スネトレ 前脛骨筋トレーニング
photo by Yukari Takayama

1) ペンなどの細長い物を足の指でしっかり握り、足の甲をヒザと同じ向きに揃える
2)ペンを握ったまま、足首を曲げる動作を5~10回程度行い、最後は5カウントキープする
3)反対側も同様に行う

●ポイント
普段なかなか使わない部分を動かすため、不慣れなうちは足がつりやすいです。つりそうになったら無理をせずに握っていたペンを放してください。慣れてきたら回数を少しずつ増やしてみましょう。

 詳しいやり方を動画で確認したい方はこちらからどうぞ 

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AUTHOR

高山ゆかり

高山ゆかり

ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。



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