しゃがむだけ?万能エクサ|内ももの筋肉を鍛え、股関節の動きがよくなるオススメポーズ

 しゃがむだけ?万能エクサ|内ももの筋肉を鍛え、股関節の動きがよくなるオススメポーズ
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忙しい現代人にとって、1つのポーズでいくつもの部位にプラスに働いてくれるのは嬉しいですよね。今回ご紹介するポーズは、動作もカンタン!なのにメリットたっぷり。自分の時間がなかなかとれない子育て中ママにもぜひチェレンジしてほしいポーズです。

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内もも・股関節が硬いとどうなるの?

内ももには6つの筋肉があり、それらから構成されたものを内転筋群と呼びます。この内転筋群は筋肉の中でも力が弱く、内ももに余分な脂肪がつきやすく、太ももの外側の筋肉ばかりが発達してたくましい太ももになってしまうことも。そもそも日常生活の中でもあまり使われることがない筋肉のため、硬くなりやすい特徴もあります。

しかし、内ももの筋肉が衰えることによって股関節も動きが悪くなります。股関節の動きが悪くなると、体が疲れやすい、疲れが取れにくい、下半身のむくみがなかなか解消されないといったデメリットも。ここまで読んだだけでも、内もも・股関節のケアの重要性を感じますよね。

いろいろなやり方があるけれど・・・できればシンプルな動きがいい

部位別にいろいろな方法があり柔軟性をアップしたり、筋力をつけることはできますが、どうせならなるべく簡単に、1つの動きでたくさんメリットがあるほうが嬉しいですよね。今回はそんな願いを叶えられるポーズです。内転筋群を鍛えることによってスッキリした太ももが手に入り、股関節の動きもスムーズになるとさらに下半身がスッキリしていくでしょう。

一石三鳥の万能エクサのやり方

人によってはクッション・ブランケットがあった方が楽にポーズが取れるかもしれませんので、念のため用意しておいてください。

内もも
photo by KogaNatsumi

1)マットの上で山のポーズになります。そこから足幅を腰幅より少し広めに開きます。足裏全体に体重が乗せられているかどうかも確認しましょう。

内もも
photo by KogaNatsumi

2)胸の前で手のひらを合わせ、息を吸いながら背筋を伸ばします。

内もも
photo by KogaNatsumi

3)息を吐きながらしゃがみます。両ひじで膝を押し合います。

内もも
photo by KogaNatsumi

4)しゃがんでも背筋が丸まることがないように、胸を正面に開きます。3~5呼吸キープしましょう。

ポイント:背中が丸まってしまう、かかとが浮いてしまう方は、クッション・ブランケットを置き、その上にかかとを乗せるように練習してください。

動きは簡単ですがどうしてもかかとが浮いてしまってやりづらさを感じるポーズの1つです。かかとを回してほぐす動きを日常に入れながら、クッションなどを活用してだんだんと柔らかくして良ければOKです。焦らずやっていきましょう!

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AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



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内もも
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