膝に負担がくるのは股関節と足首の硬さが原因!股関節&膝の可動域を広げるタッチストレッチ

 膝に負担がくるのは股関節と足首の硬さが原因!股関節&膝の可動域を広げるタッチストレッチ
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以前はなかった膝の違和感・こわばり・痛み。40代頃から徐々に膝周りのトラブルを感じていませんか?また、コロナによる在宅ワークで座りっぱなしになっていることで、膝が硬くなっているなんて話もよく耳にします。悩んでいるというほどではなくても、生活している中でなんとなく膝に違和感を覚えるようになったなら、それは膝トラブルのサインです。初期のトラブルは膝や股関節、足首など下半身の関節が硬くなることで引き起こされます。そこで今日は体を動かしながら股関節と膝の可動域を広げる動的ストレッチをご紹介します。股関節と膝に油を刺すようなイメージで一緒に動いていきましょう。

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膝に負担がくる理由は股関節と足首の硬さ

女性は、40代に入ると膝に負担がかかりやすくなる傾向があります。それは女性ホルモンの低下や老化などいくつか原因がありますが、体の機能面から見ると、膝が一番便利に働く関節だからです。
歩いたり階段を登ったり、あらゆる動作を行うとき、下半身は股関節・膝・足首が連動して動いています。連動することで、3つの関節への負担が分散します。しかし、膝が痛くなる人は、股関節と足首が硬くなっているためほとんど動いておらず、膝に頼って下半身を動かしていることが多いようです。
膝だけで日常生活を送っていると考えると、負担がかかり、痛みが出てくるのは当然ですよね。だからこそ、エクササイズで下半身の関節を満遍なく動かして膝の負担を軽減することが大切です。

今回ご紹介するのは「動的ストレッチ」といい、体を動かしながら関節の柔軟性を高めるものです。静止して行うストレッチとは異なり、ストレッチの際に感じる筋肉の痛みはありません。膝と股関節の可動域を無理なく広げてくれるのでおすすめです。
それではやり方を説明します。

【40代からの膝痛に】股関節&膝の可動域を広げる動的ストレッチ

1)左右の足首の内側をタッチしてください

膝痛ストレッチ
photo by Minami Ito

2)続いて、左右の足首の外側をタッチしてください

膝痛ストレッチ
photo by Minami Ito

もも上げをするような要領で、【内側・内側・外側・外側】と足首をタッチします。足首の内側をタッチする時は膝は外に向けるようにします。反対に、足首の外側をタッチする時は膝は内側に向けましょう。
膝を内側と外側に向けることで、膝と股関節を無理なく満遍なく動かすことができ、結果、可動域が広がります。動画を見ながら、リズムに乗ってエクササイズを行ってください。

動画で見る  

初期の膝痛は、関節を動かすことでいくらでも対処できます。曲げること自体が辛い、階段を登るのもしんどいとなると、エクササイズではどうにもなりません。何もせずにいて、膝の痛みがこれから先、一生続くと思うと不自由ですよね。
痛みがなく自由に動ける体でいるための体作りは実はもう始まっています!毎日ほんの少しで良いので、体を動かす習慣をつけて、いつまでもしなやかな体をめざしましょう。

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AUTHOR

伊藤みなみ

伊藤みなみ

日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。



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膝痛ストレッチ
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