激痛というほどではない「なんとなく、膝が痛い」の意外な原因は?膝の痛みを防ぐ簡単おうちエクサ

 激痛というほどではない「なんとなく、膝が痛い」の意外な原因は?膝の痛みを防ぐ簡単おうちエクサ
Adobe Stock
君嶋瑠里
君嶋瑠里
2022-03-03

そこまで激痛じゃないけど、なんとなく膝が痛い…。膝痛には様々な原因があるため、軽い痛みだと原因がよく分からない場合もありますよね。もしかしたら運動不足が原因だったり何気なく送っていた普段の生活が膝に負担をかけているのかもしれません。今回は、そんな膝痛を緩和するための運動法について紹介します。

広告

膝の痛みの原因は1つじゃない

膝の痛みにつながる原因は実にさまざま。痛みの激しい中高年層に多い、加齢にともなう膝軟骨のすり減りが原因の場合もありますが、たとえ年齢が若い人であっても、わけもわからず膝が痛みだすことがあります。そのほとんどが自分で意識しないうちに膝に負担のかかる習慣を送っていることにあります。
膝の負担を高めてしまう要因として次のことがあげられます。

1.姿勢の悪化で体の筋バランスが崩れてしまう

2.関節の使い方が正しくない

3.太りすぎによる体重増加

4.下半身の筋肉の硬さ

5.下半身の筋力の低下

1や2のように、膝そのものが原因というより姿勢の悪化や習慣による筋バランスの崩れが原因の場合も多いです。何気なく身についてしまった姿勢や習慣は普段の生活の仕方を見直す必要もあるため簡単ではないものの、意識的に改善していく必要があります。もしも体の筋バランスが低下したまま放置すれば膝関節だけでなく股関節への負担は大きくなり、痛みがとれないばかりかさらに悪化してしまう可能性もあります。そのため、普段の立ち姿や歩行の際など、姿勢がどんな状態なのか他の人に確認するなどして自分の体の癖を知るといいでしょう。とりわけ普段から前かがみの人、ガニ股で歩く癖のある人、地面を擦るように歩く人は膝痛を起こしやすくなります。また、3〜5のように運動が不足することで起こりやすいものに筋力の低下や硬さも関係してきます。さらに体が太っていると、重たくなった体重を下半身で支えるために膝に負担がかかりやすくなります。

膝痛の原因となる運動不足にならないために

体重は適正な重さをキープ

膝の痛みに体重増加が考えられる場合、適正な体重まで落とすようダイエットします。体重が軽くなることで体を支える下半身への負担も軽減され、膝痛の予防、緩和につながります。

ストレッチを行う

運動不足になると、筋肉をあまり動かさないでいる時間が多いため筋肉が徐々に硬くなっていってしまいます。それを防ぐためにもストレッチによって下半身の関節の柔軟性を維持できるようにしておきましょう。膝関節の負担が増してしまうのには、股関節や足関節の硬さのせいで本来の機能が果たせず、膝に負担をかけてしまっている場合もあります。

軽い筋トレで筋力を維持する

2と同様、運動不足に陥れば筋力も失われていきます。そもそも筋肉に硬さがあると筋力も適切に働かなくなってしまうため、ストレッチでまずは筋肉の硬さを取り、その後エクササイズで筋力アップを図っていきましょう。

広告

AUTHOR

君嶋瑠里

君嶋瑠里

2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

腸腰筋
ふくらはぎ
タオルギャザー
レッグエクステンション