【驚くほど良くなる】座ったまま「胸郭」を意識するだけ!肩コリ&腰痛改善エクササイズ

 【驚くほど良くなる】座ったまま「胸郭」を意識するだけ!肩コリ&腰痛改善エクササイズ
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津村早紀
津村早紀
2023-03-16

現代人の身体のお悩みで多いのが肩こりと腰痛。これらを改善するには、症状を引き起こす原因となる「胸郭」の可動性を上げていくアプローチが大切です。今回は「胸郭」の動かすことで肩こりと腰痛が同時に良くなるオススメのエクササイズをご紹介します。

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肩コリと腰痛を引き起こす原因は「胸郭」の硬さ

私たちを悩ますしつこい肩コリと腰痛。原因は多岐にわたるため一概には言えませんが、原因の一つに胸郭の可動性が低下していることが考えられます。

胸郭とは?

胸郭とは腰椎と頚椎の間にある胸椎・肋骨・胸骨で構成された体幹の上部を指し、胸椎12個、肋骨24本、胸骨1個で構成されています。

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photo by イラストAC

運動不足や姿勢不良などによって胸郭の可動性がどんどん低下していきます。胸郭が硬くなると、胸郭の動きが鈍くなり本来の動きができなくなるため、その下にある腰椎が胸郭の動きを補わなければならなくなります。そうなると必要以上に腰に負担がかかり腰痛になってしまいます。また、胸郭が硬いと胸郭に接している肩甲骨の動きが制限され、正しい動きができなくなり肩こりに繋がりやすいとも言われています。

肩コリと腰痛を同時に良くしていくためには、肩と腰の中間に存在する胸郭を意識して動かし、可動性を上げていくことが大切になるというワケです。

座ったまま簡単!「胸郭」の可動性を上げるワーク

<やり方>

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photo by Saki

1)椅子に座り、脚を腰幅に開く

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photo by Saki

2)右手を左脚太ももの外側に添え、息を吸いながら左腕を持ち上げ、息を吐きながら右に側屈する

3)3呼吸ほどキープしたら、反対側も同様に行う

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photo by Saki

4)脚を肩幅よりも広めに、つま先を斜め45度外側に開き、膝と人差し指を同じ方向に向ける

5)右腕を上、左腕を下にして体の前で腕をクロスし、手の甲同士(余裕がある方は手の平同士)を合わせ、背骨から肩甲骨を左右に離すように顔から肘を遠ざける

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photo by Saki

6)息を吸いながら肘を上に持ち上げ、胸を反る

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photo by Saki

7)息を吐きながら肘をみぞおちに差し込むイメージで胸を丸める。腰ではなく胸郭を意識的に動かすのがポイント

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

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AUTHOR

津村早紀

津村早紀

営業職としてストレス過多で違和感を抱えながら働く日々の中で、ヨガを通して心のゆとりを取り戻し、自分の心に素直に生きる心地よさを体感し、インストラクターの道へ進む。現在は働く女性の「カラダを変えたい」&「ストレスフル」を解決すべく骨格矯正の要素を取り入れたボディメイクヨガとマインドフルネス瞑想を掛け合わせた【ナチュラルボディメイクヨガ】を考案。心と身体を両方バランスよく整え、しなやかな「自分軸」を育み、自分らしく生きる方法を発信している。オンラインや都内スタジオを中心に活動中。



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