だるい・無気力・眠いのは季節のせいかも?そんな時期を軽く乗り越えるリンパヨガ
誰にでも体がだる重い、寝ても寝ても眠い、やることはたくさんあるのにやる気がでない時があります。しかし、そんな状態が続くのは実は季節の変化が原因かも?今回はその原因と対処法をお伝えします。
だるい・やる気がでない・しっかり寝ているのに眠いのはなぜ?
気温が安定して過ごしやすい季節は、私たち人間だけではなく草花にとっても活動期で花粉が飛ぶ季節です。特に春は、黄砂、PM2.5などの粒子も飛んでいたりして、気をつけたい時期。
そして、アーユルヴェーダ的にみてもカパのエネルギーが増え、どの体質の人も身体の中に毒素を溜め込みやすい状態になっていて、だるさや倦怠感、眠気が抜けなかったり、やる気が起きなかったりしますので、一度取り入れてしまった毒素を排出する力をつけて乗り切りましょう。
倦怠感が出やすい時期を乗り越えるコツ
倦怠感を改善するコツは、巡りを良くすることです。ヨガやアーユルヴェーダなど東洋医学の考え方では、スロータス(身体の中を巡っている管)の流れを良くすることであらゆる不調が改善されると考えられています。
身体の中を巡っている管とは、リンパ管や血管などの管。今回は血流やリンパの流れを良くする方法をご紹介します。
特に上半身のスロータスを良くする3ステップ
Step1:脇の下の腋下リンパをほぐす
<やり方>
1)両手のひらを後頭部に当て、ワキ(腋下リンパ)を開く
2)片側の肘を下に重たく下ろし、上がっている方のワキを大きく開く
3)伸びている部分を感じて呼吸を届けるようにゆっくり呼吸を繰り返す。この時、背筋は伸ばしたまま、胸も優しく開く。
Step2:顔まわりのリンパを流してスッキリ
<やり方>
1)片手の指先を揃えて首を大きく覆い、上から下へ優しく撫でてリンパの流れを良くする
2)最初にほぐした腋下リンパにリンパに老廃物を流すイメージで5回くらい繰り返す。顔を斜め下反対側に向け、流したい部分を大きく開くのがポイント。
Step3:喉仏のデリケートな部分はストレッチして流す
<やり方>
1)両手のひらを合わせて親指を顎下にセットする
2)顔まわりの力は抜き、息を吸いながら親指で顎を上に押し出すように持ち上げる
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
魚澄トモ
ヨガ講師・アーユルヴェーダセラピスト・グラフィックデザイナー。20代にデザイナーとして長時間のデクスワークが続き、身体を壊したことで、30代にヨガと出会う。ヨガで体調が良くなっただけでなく、それまで何をしても治らなかったO脚が改善し、気にしていた下半身が自然にスッキリ、更に精神的な豊かさも感じられるヨガに魅了されヨガ講師として活動開始。40代でアーユルヴェーダのを深く学び、体質別の食生活アドバイスを踏まえたストレスフリーのダイエットメソッドを考案。キレイに痩せるをテーマにダイエットヨガを発信している。
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