アメリカ発の最新!【体を反らすと腰が痛くなりやすい人に】ヨガマット不要「胸椎をゆるめるエクサ」
股関節の詰まりが体に不調をもたらすことはご存知の人も多いはず。それと同じぐらい意識したいのが「胸椎の詰まり」。ヨガマットなしでもできる簡単エクササイズで、股関節と胸椎の詰まりを同時にケアする、アメリカ発の最新時短情報をお届けします。
背骨の中でも硬くなりやすい「胸椎」
私たちの背骨は頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、から構成されています。今回注目したいのは「胸椎」。胸椎は、頸椎や腰椎よりも硬くなりやすい部位と言われていて、胸椎が硬くなると体を後ろに反らせる動きが難しくなります。
胸椎が硬いと背中を反らせる後屈のポーズをとったとき、その硬さを補うために腰から反ってしまい、腰を痛めたり怪我をしてしまう可能性があります。「後屈のポーズをとると腰が痛くなってしまう」という人は、ぜひ胸椎を緩めるエクササイズを行ってみてください。
胸椎エクササイズの代表的な効果
○肩こりや腰痛の軽減
○猫背改善
○血流促進
ヨガマット不要!胸椎エクササイズ
胸椎が硬いと体を反らせたときに腰が痛くなりやすいだけでなく、普段の呼吸も浅くなりがち。血流も滞りやすくなり体の冷えにも繋がります。このエクササイズを行った後は、背中がじんわり温まっているのを感じられますよ。
① 90/90の姿勢になる
「お姉さん座り」のような形で床に座ります。左脚は股関節を外側に開き、脚が内側に入るように。右脚は股関節を内側に巻き込んで、両膝と両足首を90度に曲げて外側に開きます。
この90/90と呼ばれるポーズについては、【アメリカで話題】ただ座るだけ!股関節がみるみる柔らかくなる「90/90ストレッチ」の記事で効果や方法を詳しく紹介しています。ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
②左ひじを床につき胸を開く
息を吸いながら左ひじを床につき、右手は後頭部に添えます。肩が詰まらないように左ひじで床をぐっと押しながら、できる人は目線を天井方向に向けます。肩甲骨同士がギュッと寄って胸が開いているのを感じてください。
③胸椎をねじり右ひじを床に近づける
息を吐きながら体をねじり、右ひじを後頭部につけたまま床につけます。
④ 呼吸を意識しながら②③の動きを5回繰り返します。脚を入れ替えて、同様に行ってください。
AUTHOR
Lisa
アメリカ在住。年子出産後、心と体の不調をきっかけに本格的にヨガを始める。ニューヨークでベビーとキッズヨガを学び、2021年Boho Little Yogaを立ち上げる。RYT200を現地のスクールSaj yogaで取得、現在RYT500を取得中。クラスは現地のスタジオだけでなく、オンラインでもバイリンガルベビーヨガと英語ヨガを教えている。またインストラクターやママ向けにキッズマインドフルネス講座も開講中。
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