【寒がりさん必見】保湿をすると体感温度が上がる？体がポカポカ温まる「保湿力抜群スクラブ」レシピ

湿度が10%～15%上がると体感温度が1℃上がる

乾燥しやすいこの季節、湿度を10％～15％あげると体感温度が１℃も上がることをご存知でしょうか。私たちが快適と感じる湿度は40％～60％、美肌を保つための湿度は60％前後とも言われています。肌は湿度が50％以下になると、角質層の水分が急激に蒸発しやすくなるため、肌の乾燥が進みます。 カイロを貼ったり厚着をしたり、部屋の温度を上げても身体がスース―して寒いと感じる方は、実は乾燥肌が原因かもしれません。

あなたの身体、乾燥していませんか

冬にこんな症状はありませんか。

・唇が荒れる、リップクリームが必須
・肌が粉をふいてインナーに粉がつく
・フケが気になる、髪の毛がパサつく
・喉からの風邪をひく
・鼻の奥が切れる、治りが遅い
・静電気が凄い
・アルコール消毒などで手が常にかさついている
・お腹や背中まわりがかゆい
・就寝中、喉の渇きで目が覚める
・ひじやかかとがカサカサしている

乾燥した肌はバリア機能が弱り、肌の保湿機能も低下しています。肌の水分が失われると、皮脂分泌も減少し、お肌はよりカサカサになるという悪循環をもたらします。人より寒さを感じる方は、この肌の湿度を高めること（保湿ケア）で寒さが和らぐかもしれません。

冬の湿度はどのくらい？

2022年1月～3月の東京の屋外平均湿度は56％（気象庁「過去の気象データ検索」より）。屋外湿度は人が快適と感じる湿度（40％～60％）の範囲内ですが、エアコンのついている部屋の湿度は20％まで下がることもあると言われています。

冬に湿度が40％を下回ると人は寒さを強く感じ、肌の乾燥や喉の痛みに敏感になります。冬のおすすめの部屋の湿度は50％～60％、環境省が推奨する冬の暖房の設定温度の目安は「20℃」です。快適と感じる範囲内の40％の湿度も50％や60％にするだけで、体感温度が1℃も上がります。乾燥や寒さが気になる方は湿度計で測ってみると良いでしょう。

湿度管理と一緒に保湿ケアを

部屋の湿度を快適にしても、肌自体が乾燥していては体感温度は下がってしまいます。シミしわが気になるから基礎化粧品に気を配る、唇が荒れるからリップクリームを塗る、手や肘膝がカサつくからハンドクリームを塗るなど部分的な保湿を考えていませんか。実はそれはとても非効率。

頭、顔、首、胴体、手、足…私たちの身体の皮膚はすべて一枚の皮膚で繋がっています。全身の保湿ケアを意識することで効率よく身体の乾燥を防ぎ、体感温度が上がることにも繋がっていきます。