40代女性に知ってほしい【巻き肩の3大デメリット】ゴロンと寝るだけで巻き肩を改善する方法
巻き肩はよくない…と言われますが、いったいどんなデメリットがあるのでしょうか?今回は特にアラフォー女性に知ってほしい3大デメリットに注目!合わせて枕があればできる簡単な改善方法もご紹介します。
そもそも巻き肩とは?
「巻き肩」はよくない、改善した方がよいと言われていますが、そもそも巻き肩とはどんな状態のことを指すのでしょうか。巻き肩とは、肩が前方へ入り込んだ姿勢のこと。本来なら、外くるぶし少し前~耳を繋いだ一直線上にあるはずの肩が前方に出て、まるで肩が前から内側へと巻いているように見えます。よくある原因として、一日中パソコンや携帯を見ている、運動習慣がない、毎日横向きで寝ている…などが挙げられます。誰しも巻き肩なる可能性がありますが、特にアラフォー女性に気をつけてほしい理由があるのです。
アラフォー女性は要注意!巻き肩の3大デメリット
×胸が垂れる
試しに、肩を思いきり内側に巻き込むようにして、わざと巻き肩にしてみてください。胸が閉じてバストトップが下がってきますね。もし常にこの姿勢で過ごしていたら、胸は重力に負けてどんどん垂れていってしまいます。そうでなくても40代になると筋力の低下を感じる人も増え、胸の土台となる大胸筋も弱くなりやすいので気をつけたいところです。
×下腹がたるむ
巻き肩になると、だんだん背骨全体がまるくなり、猫背になってしまうことが非常に多いです。猫背が習慣化されると、よい姿勢を保持する役目を持つ腹部のインナーマッスルが働かなくなり、ぽっこり下腹に…。特に女性は40歳を超えたあたりから、ホルモンバランスの変化により脂肪がつきやすくなってきます。すっきりしたボディラインの為にも、巻き肩改善は大切なポイントです。
×便秘になる
巻き肩が猫背を引き起こすことで、もうひとつ困った症状が…。それが便秘です。常に体が丸まり内臓が活動するスペースが狭い状態が続いてしまうと、腸の働きが鈍くなってしまいます。便秘になると、排出されない毒素が体をめぐり、吹き出物やシミなどの肌荒れが起こることも考えられます。どうしても新陳代謝が落ちてくる40代だからこそ、お肌の為にも巻き肩を改善していきましょう。
枕を使ってゴロンと寝るだけ!巻き肩を改善する方法
巻き肩を改善したいけれど、毎日ヨガやストレッチする時間なんてない…。そんな方でも大丈夫!寝るだけで巻き肩改善に効果的な方法をご紹介します。
準備するものは枕だけ。ぜひ今夜から、寝る前の習慣に取り入れてみてください。
やり方
1.枕を縦にして置く
2.枕が胸のうしろ(胸椎)に当たるように仰向けになる/膝は立てていても伸ばしてもOK(腰に違和感がない方を選ぶ)
3.腕を左右に広げてゆっくり呼吸を繰り返す
◎ポイント:吐く息で、より体の力が抜けて、肩が床に下りていくのをイメージする
×NG:枕がおへその裏(腰椎)にあたり、反り腰になっている
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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